最近テレビでも「そろそろ脱マスク?」という議論をするようになってきていますが、コロナ対策のためにマスク着用が常識と考えられている世の中で、ノーマスクの人はまだまだかなりの少数派(マイノリティ)ではないでしょうか?
電車でジロジロ見られたり怪訝な顔をされることもたまにありますが、特に何も問題なく過ごせています。しかしながら多少は肩身の狭い思いをしている部分もあるので、ノーマスクについて詳しい情報を調べて整理しておきたいと思いました。
この記事はなるべく中立の立場で書いているつもりですが、世の中のほとんどの人はマスクをしているので、マスクの必要性を訴えている情報は特に調べる必要もないかと思い省いていますし、わたし自身ノーマスク派なので多少のバイアスはかかっているかもしれませんが、マスク着用について理解を深めたい方の参考になれば幸いです。
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ノーマスクはルール的に全く問題なし
むしろマスクの強要は、刑法223条の強要罪にあたる犯罪行為で人権侵害になります。
私はこの件に関してはっきりとした情報を持っておきたいと思い、インターネットで色々と情報を調べていたところ、法律に詳しい方が記事を書いて下さっていました。
その記事から引用させて頂くと
感染症対策基本法第4条は、《国民の責務》として、
国民は、感染症に関する正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払うよう努めるとともに、感染症の患者等の人権が損なわれることがないようにしなければならない。
と定めています。
これは、
①感染症に関する正しい知識を持つよう「努める」
②感染症の予防に必要な注意を払うよう「努める」
③感染症の患者「等」(「等」とは、感染症対策する、患者でない一般国民も含むと解釈される)の人権を損なわないように「しなければならない」
の3つの要素からなってますが、ポイントは、
②の感染症予防が「努める」と努力規定なのに対し、
③の人権については損なわないよう「しなければならない」
と明確に人権侵害を禁止している点です。
要するに、感染症対策基本法第4条は、
・感染症対策よりも患者等の人権の方が優先
・人権侵害となるような感染症対策してはならない
と謡っているのです。
マスクの強要は、ともすれば刑法223条の強要罪も適用されるような犯罪行為ですから、人権侵害である事は明白です。
いかがでしょうか?
マスクをすることが正義と思い込んでしまっている人からすると、ノーマスクはルール違反で常識のない人だと判断されているかもしれませんが、実はルール的に何の問題もありません。
周りの人との人間関係は大切にしながらも無理にマスクを着用する必要はないという事です。ワクチン接種と同じで任意ですので個人の判断で着用するのもしないのも、どちらも尊重されるべきだと思います。
厚生労働省は「飛沫を防ぐ効果は期待できない」
上記の画像は厚生労働省が発行していた資料の一部分です(全体も先の方に載せています)。
大切なポイントは
・感染している人からの飛沫を防ぐ効果は期待できないので、過信しないようにしてください。(←世の中のほとんどの人が過信していますね笑)
・他人からの飛沫を防ぐ予防効果は相当込み合っていない限り、あまり認められていません。
このような見解がある一方で、厚労省のホームページを確認してみると
特に、室内で会話を行う場合は、マスクを正しく着用する必要があります。また、屋外でもマスクが必要な場面もあります。感染防止に必要な「最低1メートル」の間隔を確保できない場合においてはマスクは重要です。自分から相手への感染拡大を防ぐために、話す時はいつでもマスクを着用しましょう。
こちらの方では、なぜかマスクの着用が必要との見解をしているので矛盾していると思いました。おそらくは厚生労働省の中でもマスク着用に関して意見が割れていたり、様々な意見があってまとまっていないのかもしれません。
こちらは上で紹介した厚生労働省が出していた資料の全体です。
これを見ると「マスクを着用しましょう」というのは、咳エチケットの方法の一部であることもわかります。飛沫を飛ばさないためにマスクを着用するか、ハンカチや袖などで口を覆うことが咳エチケットとして推奨されていたようです。
ノーマスク推奨の専門家「マスクは有害」
新型コロナにマスクは全く効かない。マスクでコロナウイルスを防ごうとするのは、鳥小屋の網で蚊を入ってくるのを防ごうとするようなもの。
これは、大阪市立大学医学部名誉教授の井上正康先生が講演の中で語っていた言葉です。過去にワクチン研究にも関わってこられた専門家もマスクはしない方が良いという話してしています。井上先生の講演内容などについては以下の要約記事をご覧ください。
他にも「無症状者のマスクは不要。着用に科学的根拠なし」と情報発信している東北有志医師の会のブログによると
「屋外で人との距離が十分にある場合、マスクを外すということが推奨されると思っております」(厚労省新型インフルエンザ等対策有識者会議 メンバー/国立感染研究所 脇田隆字所長)
「屋外などで十分な距離があるときにはマスクを外す対応を取って頂きたいと思います」(日本医師会 中川俊男会長)
「駅でみんなずらずらっと行くところでも、そんなに話している人がいるわけでもないし、(屋外なら)話している人がマスクをしているのであれば周りの人は、特段、本当は(マスクをする)必要はなかった。」(厚労省アドバイザリーボード メンバー/国際医療福祉大学 和田耕治教授)
今さら感は否めませんが、「無症状者のマスクは意味なし」としている東北有志医師の会は、この発表を歓迎します。
さらに、「『屋外に限って』外そう」ということでもありません!「犬の散歩」や、ほとんど会話しない「図書館」、聞くことが中心の「学校の授業」などではマスクをしなくても良いと考えています。特に子どもたちは発達面への影響からできるだけマスクを外せる場面を増やすべき」(厚労省アドバイザリーボード メンバー/国際医療福祉大学 和田耕治教授)
なんと、政府と一丸となって「新型コロナ感染症の対策」を検討している先生方が、このように発言されているわけです。
以上のように、医師にも政府関係者にも脱マスク・ノーマスクを提唱している方が多数おられるようです。
マスクの効果を明確に否定している科学論文
私は海外の科学論文を原文で読めるほどの知識はありませんが、丁寧に解説してくださっている記事がありましたので紹介させて頂きます。
デンマークの6,000人以上を対象としたランダム化比較試験(RCT)で、マスクを着用した人と着用しなかった人でCOVID-19のウイルス感染率に有意差が無かったという論文が発表された。
(中略)
今回のRCTは、初めてマスクの有効性が科学的に証明されると期待されて始まった。企画した研究者たちはマスク着用によって感染率が半分に減ると予想していた。ところが、結果は『有意差なし』だった。
こちらの研究でも、マスクは効果がないどころかむしろ家庭内の感染を広げている可能性を示しています。
マスクを毎日当たり前のように着用している人は、逆に自分の家族の感染リスクを高めてしまっているかもしれないという恐ろしい話ですね。おそらく日本人の8〜9割ぐらいの人は知らない事実ではないでしょうか・・・。
政府やマスコミが宣伝しているおかしなコロナ対策に疑問や違和感を持った人から、このような情報が伝わっていって欲しいと願っています。
厚労省のツイートのコメント欄を見ると「マスク推奨がおかしい」と気づいている人も多い?
感染力が強い変異株にも基本的な感染予防策が有効です。「正しいマスクの着用」や「こまめな手洗い」、「三つの密」の回避、「換気」などの感染対策の徹底にご協力をお願いします。
参考:国内の発生状況についてはこちらからご覧になれますhttps://t.co/UcMwbxKa6O pic.twitter.com/IwS9wQNpH6
— 厚生労働省 (@MHLWitter) April 16, 2022
こちらのツイートのコメント欄を見ていくと
・アメリカのニュースでマスク意味なしの根拠として日本が取り上げられた
・飛沫の防止くらいで感染予防にはならない
・酸欠状態になり身体に悪い
・認知能力の低下、細菌繁殖、免疫力の低下
・ウイルスはマスク内で一番長く生存
など、厚労省があいかわらずマスク着用を推奨しているのに対しておかしいことに気づいている方が、たくさんのコメントをしていますので、ここを詳しく見ていくだけでもかなり濃い情報を得られます。
おわりに:個人的な意見など
ツイッターなどのSNSで情報を見ていると、脱マスク・ノーマスク派の人たちもたくさん存在していることがわかりますが、普段生活している町の商店街や飲食店、移動中の電車などの風景を見ていると99%の人はマスクを着用しています。その中には本当は気づいているけど、周りの人のことを気にしてマスク着用をしている人もいると思います。
この画像はある幼稚園での風景ですが、小さな子どもたちもみんなマスクを着用していますね・・・。大人は任意ですので自由に選択すれば構わないのですが、子どもたちは親や教師などの指導者に従うしかありません。
子どもたちに関わる大人が気づいてそれぞれの現場を変えていかないと、子どもたちもずっとマスクをし続けることになりそうです。
大手メディアなどからの一面的な情報だけでなく様々な角度から情報を入手して、自分で考えて脱マスクを選ぶ方が増えてくれたら嬉しいです。