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ワクチン3回目以降は危険・逆効果|宮沢孝幸先生の配信より要約

京都大学ウイルス・再生医科学研究所 ウイルス共進化分野准教授の宮沢孝幸さんがYouTubeで配信していた動画を見て、新型コロナウイルス(SARS-cov-2)やワクチンについてさらに深く理解が出来ました。

3回目のワクチン接種や子どもや妊婦に対するワクチン接種について、沢山の人がより良い判断ができるよう知識を深めて頂きたいと願っています。

わたしの職業はデザイナーで、ウイルスやワクチンの専門家ではありません。この動画を一度見ただけでは内容が難しくてあまり理解できなかったのですが、記事を書くにあたって30回以上見ながら他の情報も調べてようやく少しずつわかってきた気がします。

また、動画内で宮沢孝幸さんは「この話は全てファンタジーです」という設定で隠語を用いて講義されていますが

新型コロナウイルス感染症(Covid-19)関連の情報をYouTubeで配信すると、内容によっては運営側から動画の削除やアカウントBANされてしまうケースが非常に多いため、言論封殺への対策だと推察されます。

この記事では、動画内の隠語ではなく普通の名称を使って書いています。

コロナウイルスとは

周りに飛び出たところ(スパイクタンパク質)が出ていて、太陽のような形をしているので「コロナ」と名づけられた。

一本鎖のRNAウイルスに分類され、沢山の遺伝情報を持っていて非常に長い。

変異のスピードが早く色々なところが変異する。

スパイクたんぱく質は大きくて、アミノ酸が折りたたまって膜に埋もれている。

ワクチンを打つとスパイクタンパク質に抗体ができるが、実は抗体には役に立つ抗体と役に立たない抗体がある。

 

抗体には善玉・悪玉・役なしの3種類がある。

今回の宮沢先生の動画で詳しくは解説されていませんでしたが(おそらく初歩的な内容で重要度が低いため)、抗体は3種類あるという情報も理解をしやすくするために記載しておきます。

ウイルスに感染した細胞は抗体(antibody)を作り出すが、その全てがウイルスに対して有益な働きをするわけではなく

●善玉抗体は、ウイルスを取り囲んでACE2受容体に結合出来なくすることで感染を抑える働きがあり、ウイルスの働きを中和することから中和抗体ともよばれる。
●悪玉抗体は、抗体のFc領域が単球系細胞や樹状細胞表面に存在するFc受容体に結合して、ウイルスが抗体に介在されて細胞と結合し細胞内に侵入することで、細胞がウイルスに感染する為に使われてしまう。
●役なし抗体は、善玉と悪玉いずれの働きもしない抗体
参考サイト:最新免疫学から分かってきた新型コロナウイルスの正体―宮坂昌之・大阪大学名誉教授

KEI

つまり、抗体は多ければ多いほど良いとは言い切れず、善玉抗体が悪玉抗体よりも多くて活躍してくれないと感染も増殖も防げないと言うことなんですね。

悪玉抗体がコロナウイルス(SARS-cov-2)を助ける

コロナウイルスはACE2レセプターを介して細胞に入るのに、悪玉抗体の働きによってACE2レセプターがなくても、FCレセプターを介して細胞に入ってしまう。

抗体は二股に分かれているY字でブリッジすることもできるので、ウイルスに対して色々なくっつき方をする。悪玉抗体とウイルスがくっついた団子が「ウイルス抗体複合体」で、これが様々な悪さをする。

ウイルス抗体複合体がFCレセプターにくっつくと、シグナルが入ってサイトカインというのが「ぶわぁっと」出てくる。

悪玉抗体がADE(抗体依存性感染増強)を引き起こす。

ADEは感染増強と病態増悪のは2種類がある。

 

抗体と細胞性免疫との働きの違い

スパイクタンパク質は折り畳まれているが、細胞の中に入ると細切れにされ、細切れにしたものを細胞の表面に出す。

細切れにしたスパイクタンパク質は表面だけでなく細胞の中にも入っていて、「細胞性免疫」は内側のタンパク質も認識して働く。

抗体は外側のスパイクタンパク質にしか効かない、細胞性免疫は内側まで認識する。

※註:抗体は細胞外のウイルスや異物に対して働くもので、ウイルスが細胞内に入ると認識できなくなります。細胞内に入ったウイルスには抗体を作らずに免疫細胞自体がウイルスを攻撃する細胞性免疫が働く。(参考サイト:獲得免疫における細胞性免疫とは?液性免疫との違いも詳しく解説!

KEI

ざっくり言うと、抗体は外側の守り細胞性免疫は内側の守りですね。

細胞性免疫はブロード(とても長い)ウイルスに変異されても大丈夫。

ワクチンを2回摂取した人は細胞の内側のスパイクタンパク質に対して、細胞性免疫を持っている。抗体だけでなく細胞性免疫ができているので、今は抗体価が落ちているがウイルスに対して強い。

しかし、旧型のワクチンを打つと悪玉抗体がたくさん増えてしまう。ただし最初の一瞬だけ善玉抗体が上回る。しかしすぐに悪玉抗体に逆転されてしまう。

(新型コロナワクチンの3回目摂取を勧める人たちは)最初のデータだけを見せて「ほらうまくいってる!」だから何度もワクチンを打ってねと言っている。

 

ワクチンの選択圧でスパイクタンパク質が変異

ワクチンを打って抗体を作っても、その全てが感染や増殖を防ぐための抗体ではなく善玉・悪玉・役なしの抗体がつくられる。

抗体は細胞の外側のウイルスのスパイクタンパク質のみにしか対応できない。

そしてウイルスのスパイクタンパク質は抗体から逃れるために変異する。(選択圧または淘汰圧によるウイルスの生存戦略)

ワクチンを打ってもスパイクタンパク質がすぐに変異してしまうので、2年前の旧型のウイルスのスパイクタンパク質を標的としたワクチンを打っても、役に立たない抗体と悪玉抗体ばかりが増えてしまう。

悪玉抗体はウイルス抗体複合体を作りADEを引き起こす。

内側のタンパクはそんなに変異しないので細胞性免疫は機能する。

コロナウイルスに対してスパイクタンパク質を狙ったワクチンは、どんどんドツボにはまって自分を攻撃する機会を増やしてしまうことは昔からわかっていたはず。しかしなぜかワクチンを勧めている‥

 

まとめ:ワクチン3回目は百害あって一理なし

ワクチン3回摂取したら悪玉抗体が増えてしまう。

一瞬は感染予防効果があるけど、悪玉抗体と細胞性免疫とのせめぎ合いで、時が経つとすぐに逆転してしまいむしろウイルスに対して脆弱になる。

コロナウイルスはトゲトゲだからACE2レセプターがないと細胞に入れないが、ワクチンはつるつるだから色んな細胞に入ってしまう。

免疫はワクチンを取り込んだ細胞を感染細胞と誤認して総攻撃を仕掛けてしまう。

ワクチン摂取による副反応が強い。

KEI

つまり、ワクチンはほとんど効かないだけでなく、ADEを引き起こしたり自分の細胞を攻撃する機会を増やしてしまい、なおかつ重い副反応になる可能性もあるため、百害あって一理なしということですね。

 

宮沢孝幸さんの書籍紹介

コロナワクチン失敗の本質(宝島社新書)医療ジャーナリストである鳥集徹氏との共著で、コロナワクチンに関連する様々な情報の真相に迫る本です。

目次(「BOOK」データベースより)

第1章 コロナワクチンの「正体」(集団免疫は獲得できなかった/集団免疫に懐疑的だったワクチン研究者たち ほか)
第2章 コロナマネーの深い闇(安全性に関する議論は尽くされたのか/新型コロナは「賭け」に出るべきウイルスではない ほか)
第3章 マスコミの大罪(「ワクチンの話はしないでください」/政府の情報を垂れ流しているだけ ほか)
第4章 コロナ騒ぎはもうやめろ(形骸化している感染対策/アルコール消毒液に含まれている「不純物」 ほか)

更に幅広く詳しくコロナワクチンに関する情報を知りたい方はぜひ本を読んでみる事もおすすめします。
テレビや新聞では紹介されない専門家からの情報は、専門家自身が発信しているSNS・動画を探しに行くか、出版されている本を読むなど能動的に情報を取りに行く必要があります。

 

おまけ:自然感染は強い

コロナウイルスには様々なタンパク質で構成されています。
S:スパイクタンパク質
M:膜タンパク質
E:エンベロープタンパク質
N:ヌクレオカプシドタンパク質(コロナで圧倒的に数が多い)

ワクチンではスパイクタンパク質に対する免疫だけですが、自然感染するとスパイクタンパク質だけでなく、他のタンパク質に対する免疫もできるので、変異したウイルスにも対応できる交差免疫を獲得できる可能性が高いそうです。

今回の記事は以上となります。

いかがでしたでしょうか?
専門外の事を調べて勉強して記事にするのは、なかなか骨がおれる作業ではありますが、私も記事作成を通じてコロナやワクチンに対する理解を更に深めることが出来ました。

ワクチンの3回目接種や子どもや妊婦への接種に疑問を持たれている方に宮沢先生の情報が届く事を祈っています。お読みいただきありがとうございました。

世の中の変なコロナ対策に関する様々な誤解がスッキリ解ける、井上正康先生の講演内容を要約した記事も書きましたので、ご興味があればぜひお読みください。

コロナに関する5つの誤解|井上正康先生の講演より要約