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ブログネタ切れ解消!コーチ/カウンセラーのアイデア発想法

この記事は、ブログ記事のネタ切れに困っているコーチ・カウンセラーなどのコンテンツ起業家向けに、記事のアイデア発想法などを紹介しています。

悩む人

ブログを書かなきゃ!と思いながらなかなかネタが思いつかない…

KEI

コーチやカウンセラーが、記事ネタを生み出すためのアイデアをまとめました。

Contents

ブログネタ切れの原因とは?

ブログを継続的に更新する上で、ネタ切れに直面することはよくあります。では、ブログネタ切れの原因は何でしょうか?

まず一つ目の原因は、ブログのテーマや目的が明確でないことです。ブログが漠然としたテーマや目的を持っていると、具体的な記事のアイデアを見つけづらくなります。

KEI

あなたはどんな目的でブログを書いていますか?

個人で起業してコーチングやカウンセリングのクライアントさんを獲得したいのであれば、目的はマーケティングやブランディングであることが多いでしょう。

二つ目の原因は、モチベーションの低下です。日々の忙しさや疲労感がたまる中で、アイデアを発想する余裕やエネルギーが不足することがあります。また、ブログを書いても読者からの反応を得られない(アクセスがない)と徐々にモチベーションを保ちづらくなります。このような状態では、新鮮なネタを見つけることが難しくなるでしょう。

三つ目の原因は、クリエイティブなアイデアを発想するためのインプット不足です。創造的なアイデアは、刺激的な環境や大量にインプットした情報から生まれることが多いです。情報収集や他の人との交流が不足していると、アイデアの幅も狭まってしまいます。

これらの原因により、ブログネタ切れに陥ることがあります。次の章からはブログネタを見つけるための具体的なアイデア発想法を紹介しましょう。

 

クライアントの悩みからネタを見つける

クライアントの悩みや課題は、貴重なブログ記事のネタとなり得ます。

クライアントの共通の悩みや課題に関する記事

自身の経験や専門知識を活かし、クライアントが抱える共通の問題について解説やアドバイスを提供することで、読者の共感や関心を呼び起こすことができます。

例えば、「コーチングを受ける前に抱えていた不安や悩みは何でしたか?」という質問に対して、クライアントが実際に抱えていた不安や悩みや、それをどのように克服したか、またはコーチングを受けることでどのように解決したかについてのストーリーを紹介することなどができます。

クライアントからの具体的な質問に応える記事

クライアントからの質問は、彼らが関心を持ち、解決を求めている内容です。その質問に対して的確な回答やアドバイスを提供することで、読者のニーズに応えることができます。

例えば、「自分のやりたい事や強みがみつかりません。見つける方法を教えてください」という相談が来て、詳しくヒアリングしたりアドバイスした内容を事例として紹介すれば、同じような悩みを持つ読者に役立つ記事になります。(もちろんクライアントの守秘義務などは守って内容を一般化したうえで)

クライアントの成功体験や乗り越えたストーリー

クライアントが達成した目標や困難を克服したエピソードは、読者に勇気やモチベーションを与えることができます。彼らのストーリーを通じて、クライアントとの信頼関係を築くことも可能です。

これまでに関わったクライアントさんに事例としてブログ記事で紹介させてもらってもよいか確認すると良いでしょう。クライアントさんの成功体験を強化する効果も期待できます。

クライアントの悩みや経験は、ブログの貴重なネタ源となります。彼らの問題解決や成長に焦点を当てた記事は、読者にとっても価値のある情報となるでしょう。

 

自身の経験と学びをストーリーで紹介する

克服した困難や挑戦のパーソナルストーリー

コーチやカウンセラー自身のストーリーを通じて、読者に勇気と希望を与えることができます。過去に直面した困難な状況を思い出し、どのように乗り越えたのかを語ります。

例えば、家族やパートナーとの関係で顕在化した自己受容の難しさや自己価値感の低さに苦しんだ経験を通じて、自己愛の重要性や内なる強さの発見について語ります。

同じような経験や感性を持つ読者はそのストーリーに共感しやすく、気付きや勇気を与えることができるでしょう。

コーチ・カウンセラーとしての成長過程や学びを共有する

コーチやカウンセラーとしての成長過程や学びを共有することで、読者にインスピレーションや示唆を与えることができます。

コーチングやカウンセリングの道に進むまでの経緯や、学びの過程を紹介します。自身の専門性を高めるためのトレーニングや実践経験、さらには挫折や困難を経験したときの学びについても触れます。

KEI

私の場合は、会社で中間管理職になった時に部下のマネジメントやコミュニケーションが全くうまくいかず悩み苦しんでメンタルコーチングを学びに行きました。

それがきっかけとなり深く学んでいくうちに、子どものころから自分に足りていなかったものが自己肯定感であったことに気付きました。

「出来ればもっと早く気付けていれば苦しむことも無かったかもしれないけど、自己肯定感の大切さに気付けて良かった!これを今までの自分のように苦しさを抱えている人たちにも伝えたい!」と思ってNPO法人を仲間と立ち上げて活動しています。

セッションで得た気づきやエピソードの紹介

実際のクライアントとのセッションで得た気づきやエピソードを通じて、読者に示唆や洞察を提供します。

守秘義務や個人情報にも配慮しながら、クライアントとのセッションでの対話や取り組みを紹介します。セッション中にクライアントが抱える課題や感情の変化、成長のプロセスなどを具体的に描写し、その中から得られる教訓やアプローチについて解説します。

また、コーチやカウンセラー自身もクライアントからの相談を通じて、自身の内面的な課題に向き合うことがたびたび起こります。そのような自身の気づきも紹介すると良いでしょう。

 

主催または参加したイベント等のレポート

開催したセミナーの内容や感想をまとめた記事

自分が主催したセミナーやワークショップの内容をまとめた記事は、自身の専門知識やスキルをアピールできます。参加者の感想を取り入れることで、参加者へのフォローアップや満足度向上にもつながります。また、ブログとSNSを連携すると記事を通じて参加者同士が交流を深めるきっかけにもなります。

参加したイベントで学んだトピックやトレンドの紹介

イベントやセミナーに参加し、学んだトピックやトレンドをまとめた記事は、アウトプットによる自身の学びの強化と読者への学びの提供になります。自身の分野での最新の情報を提供することで、読者からの信頼感や専門性の高さをアピールできます。また、同じ業界の人々とのつながりを構築するツールとしても活用できます。

 

役に立ったオススメ本を紹介する

コーチングやカウンセリングの関連本の紹介と書評

コーチングやカウンセリングの分野で役立つ本を紹介する記事は、読者にとって貴重な情報源となります。自身が読んだ本の中から特にオススメのものを選び、その内容や自分が感じた魅力を具体的に紹介します。さらに、本の強みや注意点・具体的な活用法などを書評として加えることで、読者が本を選ぶ際の参考になります。

ブログの読者にとってコーチングやカウンセリングは興味のある分野だったとしても、料金やリスクが発生するセッションやセミナーにいきなり申し込んでくる可能性は低いでしょう。

まずは、悩みや課題を解決するための役立つ情報や、コーチやカウンセラーが信頼できる人物なのかどうか判断するための情報を求めている事が多いので、出し惜しみなく出来る限り情報を出していきましょう。

また、ビジネス書や実用書の値段は1,200円〜1,800円程度なので、悩みを解決するための自己投資の一歩目として、読者の財布を開くことにも適しています。

人間関係や自己啓発に役立つ書籍の紹介と要約

人間関係や自己啓発に関する書籍は、多くの人々にとって興味深いものです。

自分が読んだ書籍の中から、特に役立つと感じたものをピックアップし、要点を簡潔にまとめて紹介しましょう。読者にとって時間の節約になり、具体的な知識やスキルを手に入れる機会となります。

おすすめの読書リスト

書籍のリストを紹介する記事は、役に立ちそうな本を探している読者にとって有益な情報となります。自身が読んで影響を受けた本やおすすめの書籍を幅広いジャンルから選び、それぞれの特徴や内容を簡潔に説明します。

また、自身の感想や体験を加えることで、読者との共感を深めることもできます。

 

トレンドやニュースからネタを見つける

最新のトレンドやニュースを業界の視点から解説

コーチやカウンセラーとして、常に最新のトレンドやニュースを追いかけることは重要です。

読者に対して、業界の視点からトレンドやニュースを解説する記事を提供しましょう。注目されている有名人や事件などを取り上げ、それらの考察や具体的なノウハウの活用法を読者に伝えられれば、読者の理解を促進しながら関心度の高い記事を提供できます。

例えば、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)やオリンピックなどで話題の選手や、流行りの映画やドラマの主人公などに絡めて心理や脳科学的な解説をしていく記事などが書けるのではないでしょうか。

社会的な問題に専門知識からのアプローチを提案

社会的な問題に対してコーチングやカウンセリングのアプローチを提案する記事は、読者に対してインパクトを与えることができます。

具体的な社会的問題を取り上げ、それに対してコーチングやカウンセリングの手法や考え方を応用する方法を提案します。読者は新たな視点や解決策を得ることができ、社会的な問題への理解や対応力が向上します。

例えば、企業が抱える問題であれば、離職率の高さや上司のハラスメント対策などの問題に対してどのようなアプローチをすればどんな状態になれるのか?などを紹介していきましょう。

社会的な問題として表に出ている事は、同じような問題に悩んでいる多くの人がいる可能性もあります。悩んでいる人が検索した時にたどり着ける記事があればきっと喜ばれます。

コーチングやカウンセリング業界のトレンドを解説

業界のトレンドについて解説する記事は、コーチングやカウンセリング業界に興味を持つ読者にとって価値のある情報となります。

業界の最新の動向や変化、新たな手法やアプローチの紹介、専門的なトピックの解説などを取り上げます。

読者自身も将来的にコーチやカウンセラーとして活躍したいと思っている場合もよくあり、業界の情報は読者の今後のビジネス展開やキャリア形成に活かすことができます。

 

クライアントなどへのインタビュー記事

クライアントへのインタビューで得た具体的な事例

クライアントへのインタビュー記事は、読者に具体的な事例を通じて示唆や学びを提供します。

クライアントの体験や課題、成果についてインタビューし、その過程や結果を詳しく掘り下げます。具体的なエピソードや解決策、アクションプランなどを共有することで、読者は実践的な知識やヒントを得ることができます。

同業者へのインタビューで得た学びや気づきを共有

業界内の専門知識やプロフェッショナルな視点を読者に提供します。

他のコーチやカウンセラーとの対話を通じて、彼らの経験、学び、ベストプラクティスについて聞き取ります。このような記事を書くことで、自身のスキルやアプローチを向上させながら、読者へ業界内の優れたプロフェッショナルの知見を共有することができます。

他業界で活躍している人へのインタビュー記事

異なる視点やアプローチを読者に提供します。

他業界の成功者や専門家との対話を通じて、彼らの経験、ノウハウ、思考方法などを探り、専門家としての分析や考察も紹介しましょう。

読者は他業界の知識やインスピレーションを得ながら、コーチングやカウンセリングのスキルや視野を広げるのに役立ちます。

 

ネタ切れを予防する継続的な情報収集法

ブログネタのアイデアを管理するためのツール紹介

ネタ切れを予防するためには、効果的な情報管理ツールを活用することが重要です。

記事のアイデアの整理やストックに役立つツールを紹介します。例えば、マインドマップやアイデアノートアプリを活用することで、頭の中に浮かんだアイデアを整理し、将来の記事に活かすことができます。

私の場合は、思い付いたネタはシンプルノートというメモアプリに保存して、マインドマップで情報を整理しながら目次や全体の構成を考えています。

Yahoo!知恵袋などの相談サイトから情報収集する

相談サイトやQ&Aコミュニティは、人々が抱える悩みや質問を集める良い情報源です。

そこで多くの人が抱えるテーマやトピックを把握し、それに関連する記事アイデアを見つけることができます。カテゴリやキーワードを絞って検索することで、コーチやカウンセラーの顧客像に近い具体的なニーズや関心事を把握し、それに沿った記事のアイデアを得ることができます。

人・本・動画などから大量のインプットを得る

ネタ切れを予防するためには、常に情報のインプットを続けることが重要です。

他のコーチやカウンセラーのブログや、関連する本や論文、YouTubeの動画など、さまざまな情報源からアイデアを得ることができます。これにより、トレンドや新しい視点を把握し、読者に価値のある情報を提供するヒントが得られます。

大量のインプットによって得られたヒントと、自分の持つスキルや経験を掛け合わせてオリジナルのコンテンツを作っていきましょう。

 

おわりに:読者の知りたいことに寄り添う

コーチやカウンセラーは、目の前に悩んでいるクライアントがいたら、耳を傾け心に寄り添ってその話を聞くでしょう。

クライアントの悩みを聞き必要な手助けをすることで、悩みの解決やより良い方向へと向かっていくことに大きな喜びややりがいを感じていると思います。

しかし、ブログの執筆は基本的に孤独な作業で、目の前にクライアントがいないので、何を伝えたらいいのかわからない・・・。書くことが思い付かない・・・。という風に感じてしまうかもしれません。

ブログに書く場合は、コーチやカウンセラーが読者の現状とゴールを想定して役立つ情報を提供するという、セッションとは違う脳の使い方が必要になります。

書き慣れないうちは難しいと感じられるかもしれませんが、ブログや書籍などの文章だからこそ沢山の人に伝わっていくメリットもあります。

量をこなせば質に転換されていき、執筆作業が短時間で楽になっていきますのでコツコツ続けてみてください。

KEI

最後までお読みいただきありがとうございます