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人を騙す悪魔の働きと神様に守られていた体験

私が悪魔(霊的な存在)に騙されてしまった苦い経験と、それを通じて得た実感や学びについて詳しく紹介いたします。

KEI

フィクション(物語)として楽しんでもらえればと思います。

失敗してお祈りができなくなってしまった

わたしは普段、深夜から明け方にかけて神様へお祈りをすることが日課となっているのですが、とある失敗をしてしまったことで、お祈りができなくなってしまいました。

その失敗というは、3週間くらいかけて必死に創ったアート作品へ込めた「祈りの言葉」を、わたしが後から勝手に変えてしまったことです。

その作品をつくる前から、見た人がエネルギーを受けられるような素晴らしい作品を創れるようにと、明け方からお祈りをしてきたものです。

製作途中から、作品に込める「祈りの言葉」はこれにしようというのが浮かんでいて、ノートにもメモしていたのですが、作品が完成する段階で勝手に変えてしまったのです。

自分が考えたものを変えても何も問題はありませんが、もし祈って天から頂いたものであるならば、それを勝手に変えることは問題です。人間レベルで考えても、打合せして一緒に決めたことを勝手に変えられていたら、信頼することができなくなってしまいます。

その結果、明け方のお祈りをさせてもらうことができなくなってしまいました。毎日起きて祈れていたのに、その次の日に急に起きれなくなってしまったのです。特に夜更かしをし過ぎて、睡眠時間が短いわけでもなく、いつもと変わらないのに起きれなくなってしまい、寝坊して焦りました。

起きてから絶望的な気持ちになり、自分の何がいけなかったのだろうかと考えてようやく、自分がやらかしていたことに気づきました。

 

クモによる何らかのメッセージ

明け方に祈れなかった日は、霊的な安全のために断食した方が良いと聞いていたので、その日は何も食べずに過ごして、日々のやるべきことをやりつつ、自分を省みていました。

そうすると、前日の夜にもメッセージがあったことに気づきます。部屋に置いてある過去の作品が何となく気になって、手に取ってみてみると、その上にクモが乗っていてビックリして、その作品を手放して床に落としてしまったんです。

なぜか、その作品がクモの巣のように思えてきて、見えないところにしまい込みました。それが眠る前に起きたことだったのです。そうして、朝になると起きれなかった・・・。

KEI

やっぱり、あれもメッセージだったに違いない

なんて、思いながら今日(9月12日)この記事を書いていると、また同じクモが出てきました。この子には罪もないし大して害もないと思いますが、いつまでも部屋にいられても困るので外に逃がします。

そういえば、全く意味が分かりませんでしたが、クモの前に家からこんなものも出てきたんです。元X-JAPANのギタリストhideが1998年に作っていたバンド「ジルチ」のCDジャケットの画像を当時のプリクラくらいのサイズにしたシールが、リビングの隅っこに何故か落ちていました。(見た目が怖すぎて画像を貼ることは止めました。)

25年ぶりくらいに見たそのビジュアルに懐かしさを感じながら「ピンク・スパイダーなんて曲もあったなぁ」なんてことを、思っていたんです。

余談ですが、この頃のビジュアル系バンドの装いは、今見るとちょっと引くくらい悪魔的ですよね。hideと言えば暗殺説が濃厚ではないかと昔から言われていますが、きっと悪魔に魂を売っていたのでしょうから、死因が何であっても地獄行きは免れないのでしょう。

 

さらなるあやまちに気づく

朝起きれなくて祈れなかった日の夕方、外を歩いて頭の中を整理しながらブログのネタを得ようと思って、古本市場に到着して目に付いたのが「思考は現実化する」でした。

この本は読んだことがなかったのですが、自己啓発業界では昔から有名な本なので知ってはいました。なぜか「思考は現実化する」がやたらと気になったのでパラパラとめくってみましたが、今さら自己啓発を勉強する気はさらさらないので、本を棚に戻して古本市場から出て、隣にあるマクド(マック)でアイスを食べながら、やっぱりブログネタにしようと思って本を購入して家に帰りました。

その日、祈りの言葉を勝手に変えたあやまちに気づいて修正をしましたが、その後もう一つ大きなあやまちに気づいてしまったんです。

それは、自己啓発のノウハウを人に教えてきたことでした。一体それのどこがあやまちなのかと思われるかもしれませんが、自己啓発には一見すると役に立つ情報のように見えても、長期的・全体的に見ると人を不幸にする自分中心な考えを植え付けてしまう面があります。だから「思考は現実化する」の本が気になったわけですね。

自分がこれまで良かれと思ってやってきたことが、本当は間違いだらけだったんじゃないかと思うと時々怖くなります。しかし、あやまちに気づいたら修正することができるので、できる限り気づけるようになりたいとも思います。

そんなことを考えて眠った次の日も起床できずに、明け方のお祈りができませんでした。

 

悪魔の罠にからめとられた私

またもや祈れずに、さらなる絶望感を味わいました。そして何より、空腹感がはげしくてとてもツラい。昨日は何も食べていなくて、今日はやっと何か食べられると楽しみにしていたのに、今日も食べれないかと思うと余計に絶望です。過去に断食をしたり一日一食をしていた頃はこんなにきつくなかったのに、なぜかやたらとツラく感じました。

わたしは以前から、何となく感じたメッセージや方向性を身体に聞いて確認するために「水晶の振り子」を使うことがあるのですが、その耐えがたいツラさに負けて、つい「これを食べても問題ありませんか?」と振り子に聞いてしまったんですね。そうすると「YES」と答えてくれました。

これが悪魔の誘惑だったんですが、わたしは断食をせずに食べてしまったのです。明け方のお祈りをしっかりと行って守りが万全の体制の時には、問題なく使えていた振り子でしたが、守りが弱くなったこのチャンスを悪魔は狙っていたのでしょう。

今から考えると明らかに誘導されていたのですが、その時は気づかずに、その後もアイデアの方向性を確認するために振り子を使ってみました。そうすると面白いくらい色々と教えてくれるんです。これまでには無かったくらいはっきりと、これは良いこれは良くない、こっちをやるべきみたいなことをどんどん教えてくれるわけです。

また、何かの力を受けている感じがして、例えるならスタンド能力に目覚めたんじゃないかというような、パワーを自分から感じました。そして、色々なアイデアが湧いてきて書き留めているうちに、なぜかギターの練習をFBでライブ配信する流れになってしまったのです。

KEI

たぶん、おちょくられていただけなので、恥ずかしくて後悔しています・・・。

 

神や天使に偽装する悪魔のメッセージ

わたしは、それを神様からのメッセージかと思ってしまって、恥ずかしいことにメルマガにも書いたのですが、その後やっぱり何かおかしいと気づきました。

まず、わたしが神様と直接つながっていてメッセージをもらえるような立場やレベルではないことは重々承知しているので、あり得るとしても仲介をしてくれている御使い(天使)なのか、または何か変なものに取りつかれたのかと思って聞いてみました。

このように問い詰めていくと、支離滅裂で適当な答えになってきて、わたしのことを嘲って笑っている感じが伝わってきました。それで「しまった・・・。やはりこいつは悪魔だった。」と完全にしてやられていたことに気づきました。

その後、お祈りしてなんとか追い払ってもらったのですが、本当に悔しくて悪魔に負けてしまった自分にも腹が立ちます。たぶん、異常なまでの空腹のツラさも悪魔の仕業だったのではないかと思います。奴らは人間の苦悩や不安を増幅してくることがよくあるので、そこからすでに攻撃や罠が張り巡らされていたし、そのずっと前からわたしの普段の行動も見られていて、そのうえで作戦を練られてしまっていたことがわかりました・・・。

 

悪魔に取り込まれた師の教訓

話は変わりますが、わたしに天(神様)とつながって生きることを初めて教えてくれた師は、すでに悪魔に取り込まれてしまっています。

教えてくださっていた内容も、実際の活動も素晴らしいところが沢山あったし、霊的にも肉体的にも能力が非常に高かった人ですが、神とつながった高次元の存在になりたい願望や、神に選ばれし者になりたい願望をからめとられて、最終的に悪魔に取り込まれたのを、かなり近くで見ていました。

その師本人は、もうすでに自分は本当に神から選ばれた者だと思っているので、その正体が何であるかに気づく可能性は極めて低いと思われます。

そのような恐ろしさを知っているし、わたしにも師と似たような願望があるので、警戒していたつもりだったのですが、それでも全然ダメダメでした。その教訓を生かせず、まんまと騙されてしまいました。悪魔は人の弱点を把握して心のスキを突くのが上手すぎるので、とてもではないですが自分の知恵や能力では対抗できないことを身をもって体験することになってしまったのです。

もともと霊感がある人は、悪魔や悪霊が近くにいる時にその存在に気づくでしょうが、わたしにはそんな能力はないので頭で理解していただけでした。しかし、今回の体験を通じて、本当に存在していて本当に人間のことを騙そうとしていることを実感することになりました。

最後に、ピンクスパイダーの歌詞の一部を紹介します。

君は嘘の糸張りめぐらし 小さな世界 全てだと思ってた
近づくものは なんでも傷つけて 君は空が四角いと思っていた
「これが全て…どうせこんなもんだろう?」
君は言った… それも嘘さ…

ピンク スパイダー hide with Spread Beaver(1998/05/13発売)より
作詞・作曲・編曲:hide

まとめ:守られていたことに気づく

自分の失敗によって明け方のお祈りができなくなり、守りが弱くなったところを悪魔に狙われて騙されてしまいました。

逆に考えると、明け方のお祈りによって、神様と天使から強固に守られてきたことを実感することもできました。普段の日常生活の中でも、当たり前のようにしてもらっていたことがなくなると、それがあたり前のことではなく有難いことだと認識するのと同様に、感謝するべきことに感謝できていなかったことにも気づかされました。

目には見えませんが、悪魔はわたしたち人間を一方的に憎んでいて貶めようとしています。また逆に、神様はわたしたちを愛していて守ろうとしてくださっています。

いつもわたしを守ってくださる神様に感謝します。そしてこれからは悪魔に負けないように強くなろうと思いました。

KEI

最後までお読みくださり有難うございます。