サイトアイコン OFFICE YourDesign

「思考は現実化する」なのに、なぜ人は幸せになれないのか?

自己啓発・成功法則の古典的名著である「思考は現実化する(原題:Think and Grow RichⓇ)」をもとに、自己啓発を学んでもなぜ人は幸せになれないのかということを考察していきます。

「思考は現実化する」が大好きな人にとっては、おそらく不愉快な内容も含まれるので、そのような方はこのページを閉じることをおすすめいたします。

作者のナポレオン・ヒルは5回離婚している

この本を執筆するために、500名以上もの各界の著名な成功者を徹底的に取材・研究して、万人に共通する成功哲学を完成させた。ということが、本の冒頭で語られていますので、作者は徹底的に成功するための方法を学んでいたということでしょう。

この作者であるナポレオン・ヒル氏について調べてみると、少なくとも5回離婚しているという情報がWikipediaに出てきます。この情報が正しいのであれば、通常で考えるよりもかなりの数の結婚と離婚を繰り返していたということになりますが、はたして作者の人生は幸せなものであったのでしょうか?

原題のThink and Grow Richを訳すと「考えて豊かになれ」という意味ですが、確かに本が売れて生活は豊か(リッチ)になっていたのかもしれません。しかし、離婚というものは本当に沢山のエネルギーが必要で、とにかく大変で苦しいものであることは間違いないと考えられますし、それほど多くの離婚をするということは、パートナーシップに何らかの問題がいつも生じていたということでしょう。

つまり、心に幸福感や安心感などは、ほとんどなかったのではないでしょうか。

KEI

そうであるならば、成功にいかほどの価値があるのでしょうか?

 

幸せな結婚生活は思考しなかったのか?

「思考は現実化する」という主張をしている作者に、私が思うことは「幸せな結婚生活をなぜ思考しなかったのか?」もしくは「思考したけど、現実化しなかったのか?」一体どちらだろうか?という問いです。

本の要約を確認すると、思考を現実化するためには以下の要素が重要とされていました。

これらのノウハウが本当に有効であれば、幸せな結婚生活を実現することもできたはずではないでしょうか。

仮に仕事で成功してうまくいっていたとしても、家に帰ることが苦痛で結婚生活がツラいものであったら、その苦しみが解決するように願わない者がいるでしょうか?

どれだけ成功しても、家の中に平安がなければ心が休まらず、幸福感は得られないはずです。

 

本当に「思考は現実化する」のかは正直あやしい

ここまで書いてきた理由から、私は正直あやしいと思い始めています。少なくとも、この本に書かれてあるノウハウを実践しても全てが現実化するわけではないと予想します。

次に、ナポレオン・ヒルが取材したとされる著名人には、以下のような人物が含まれています。

しかしながら、これらのインタビューの証拠は見つかっていないそうです。ということは、本当にインタビューしたのかもわからないため、本の内容自体もかなりあやしいのではないでしょうか?

また、仮にこれらの成功者たちに本当にインタビューしていたとしても、この人物たちのほとんどがイルミナティとフリーメーソンのメンバーである可能性が高そうです。

ロックフェラー家については、世に知られるイルミナティの代表的な家系ですし、フランクリン・ルーズベルトはフリーメーソン33階位と言われています。また、エジソンのスポンサーであるJPモルガンは、もともとロスチャイルド家の支援で事業を起こしていますし、現代でもその傘下にあると考えられます。ロスチャイルド家もイルミナティの代表格みたいなものです。

イルミナティについて、よくわからないという方には以下の記事がおすすめです。

イルミナティという悪魔崇拝組織が、現実に存在しているという確固たる証拠。
https://rapt-neo.com/?p=30818

「悪魔」と「悪霊」の違いについて。「イルミナティ」と「フリーメーソン」の違いについて。(1)
https://rapt-neo.com/?p=16171

 

まとめ:自己啓発の代表的名著を考察していく

以上の理由から、私は「思考は現実化する」という本に書かれていることを深く考察してみようと思いました。

パラパラとめくっただけで、まだしっかりとは読めていないので、これから読み進めながら解説と考察を記事にしていきます。

実はわたしは、自己啓発について15年くらい前にかなり真剣に学んでいて、数百万円の投資をしています。ルー・タイスというアメリカの自己啓発の大家のもとで学んでいました。それについても思い出しながら、その後に色々と学び実践する中で感じている、自己啓発や成功法則の矛盾点、わたし自身の反省点なども紹介していきたいと思っています。

KEI

最後までお読みいただき有難うございます。