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オシャレなデザインの企画書・プレゼン資料を作るコツ

わかりやすくオシャレな企画書・プレゼン資料を作成するためのコツやデザインのノウハウをまとめた記事です。
プレゼン資料のデザイン初級編はこちら
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悩むビジネスマン

なるべく手間をかけずオシャレな資料をつくりたい…

KEI

すぐできる簡単な方法と、原則をお伝えします
この記事の期待効果
・オシャレな企画書・プレゼン資料を作るノウハウがわかる
プレゼンテーションの質を高められる
・デザイン力、資料作成スキルを高められる

第1章 オシャレな企画書・プレゼン資料のテンプレート

Canva

Canvaは企画書のテンプレートだけでなく、チラシやポスター、SNS投稿用の画像など様々なデザインが、ブラウザ上やアプリで制作できる便利なサービスです。

企画書で検索してみるとA4横型・縦型、スライド形式など様々な企画書テンプレートが揃っていますので、企画書づくりのテンプレートを探している方へ最もおすすめのサイトです。

Canvaのサイトへ

 

JustFreeSlide

登録不要&無料でパワーポイント・Google スライド・Keynoteのオシャレなテンプレートがダウンロードできるサイト。オシャレなデザインのテンプレートが豊富。

JustFreeSlideのサイトへ

 

Freepiker

登録不要&無料でパワーポイント・Google スライド・Keynote・Canvaのオシャレなテンプレートがダウンロードできるサイト。特に落ち着いた色調のデザインが多い印象です。

Freepikerのサイトへ

 

さらに、テンプレートを探したい方はこちらのページもご覧ください。
プレゼン資料・企画書のテンプレートサイト34選【パワーポイントデザイン雛形】

第2章 オシャレな企画書・プレゼン資料に見せるコツ

オシャレな背景画像素材

オシャレな背景画像素材は、企画書・プレゼン資料のデザインを魅力的にするために重要です。

適切な背景画像を選ぶことで、プレゼン資料に深みや奥行きを与えることができます。自然の風景や抽象的なパターン、さまざまなテクスチャなど、幅広い選択肢があります。

また、コーポレートカラーなどの配色に合わせて背景色を調整することも効果的です。オシャレな背景画像素材を使うことで、プレゼン資料がより鮮やかで魅力的になります。

オシャレな枠(フレーム)素材

オシャレな枠(フレーム)素材を使うことで、テキストや画像を引き立て、視覚的な興味を引くことができます。

シンプルなラインや幾何学的な形状から、花や葉などの装飾的なデザインまでさまざまなスタイルの枠素材があり、枠の色や太さ、透明度などを調整することで、資料に適したオシャレな雰囲気を演出できます。枠素材を使ってプレゼン資料を飾り立て、視覚的な魅力を高めましょう。

オシャレなイラスト素材

オシャレなイラスト素材は、企画書・プレゼン資料にユニークさや個性を加えるのに役立ちます。

イラストを使うことで、情報を視覚的に表現し、視線を引きつけることができます。オシャレなイラスト素材の選び方は、プレゼンのテーマや目的に応じて慎重に行いましょう。

アイコンやグラフィックス、キャラクターなどのバリエーションがあります。また、カラーパレットやスタイルを統一することで、統一感のあるデザインに仕上げることも重要です。

 

第3章 オシャレにするデザインアップ術

オシャレな文字組み

オシャレな文字組みは、企画書・プレゼン資料のデザインを引き立てる重要な要素です。

適切なフォントの選択や文字のサイズ、行間、字間などの調整によって、資料の見栄えや読みやすさを向上させることができます。

オシャレなフォントを使用することで、テキストに特別な個性や雰囲気を与えることができます。また、見出しや本文のフォントの組み合わせにも工夫を凝らしましょう。一貫性のあるスタイルを保ちながら、テキストの重要度や階層性を表現することが重要です。

オシャレな配色(カラーパレット)

オシャレな配色は、企画書・プレゼン資料の魅力を高めるために重要です。

適切なカラーパレットを選ぶことで、資料に統一感や調和をもたらし、視覚的な引き立ちを実現することができます。色の相性や効果を考慮して配色を決定しましょう。

明るい色や鮮やかな色は活気やエネルギーを表現し、落ち着いた色やモノトーンの組み合わせは洗練された印象を与えます。また、コントラストを利用して重要な要素を強調することも有効です。

オシャレな図形の作り方

オシャレな図形を活用することで、デザインにユニークさや視覚的な魅力を加えることができます。

図形を作成する際には、幾何学的な形状や抽象的なパターンなどを使い、シンプルで洗練されたデザインを心掛けましょう。

また、図形のサイズや配置、透明度、影の使い方などもデザインの一環として考慮しましょう。図形を組み合わせたり、テキストや画像と組み合わせることで、視覚的なバランスやダイナミズムを生み出すことができます。

 

第4章 さらにデザイン性を高める方法

余白(ホワイトスペース)を意識する

余白(ホワイトスペース)は、企画書・プレゼン資料のデザインにおいて重要な要素です。

適切な余白の使い方によって、資料の見た目や読みやすさを向上させることができます。余白を意識することで、情報の整理や視覚的なバランスを実現し、プレゼンテーションの質を高めることができます。

テキストや画像、図形などの要素間に適度なスペースを設けることで、情報の階層性や重要度を明確にすることができます。また、余白を使うことで視覚的な疲労を軽減し、読み手にとっての負担を減らす効果もあります。

写真の上に白抜き文字をのせる

写真の上に白抜き文字をのせることも効果的なデザイン手法です。

これにより、写真とテキストが組み合わさることで、視覚的な魅力と情報の伝達を両立させることができます。白抜き文字は、写真の背景とのコントラストを生み出し、テキストをより鮮明に浮き立たせます。

基本的に太めのフォントと大きなサイズを選び、文字と写真の配置にも注意しましょう。また、写真の一部分にのみ白抜き文字を使用することで、特定のポイントやメッセージを強調することも可能です。

 

第5章 企画書・プレゼン資料をオシャレにする目的

プレゼン内容を伝わりやすくすること

企画書・プレゼン資料をオシャレにする主な目的の一つは、プレゼン内容を読み手に対してより伝わりやすくすることです。

オシャレなデザインは、視覚的な魅力を生み出し、読み手の興味を引く力を持っています。デザインの美しさや適切な情報の配置によって、プレゼンテーションの内容を視覚的にサポートし、読み手に明確かつ効果的に伝えることができます。

オシャレなデザインは情報の整理や重要ポイントの強調にも役立ち、読み手の理解と記憶の定着に役立ちます。プレゼン資料をオシャレにすることで、プレゼンテーションの質を高め、効果的なコミュニケーションを実現しましょう。

デザインでプロフェッショナルな印象を与える

企画書・プレゼン資料をオシャレにする別の目的は、デザインを通じてプロフェッショナルな印象を与えることです。

オシャレなデザインは、センスや洗練されたビジュアルを伝えることができます。適切な色彩、レイアウト、フォントの選択、要素の配置など、デザインの細部に気を配ることで、プレゼン資料に高い品質と専門性を演出します。

プロフェッショナルな印象は、信頼性や尊敬を醸し出し、読み手に対して強いメッセージを伝えることができます。デザインによってプレゼン資料をオシャレに仕上げ、プロフェッショナルな印象を与えることで、プレゼンテーションの効果を最大化しましょう。

 

第6章 プレゼンテーションの大原則

誰に何を伝えるかが最も重要

プレゼンテーションを成功させるためには、誰に何を伝えるかが最も重要な要素です。

まず、読み手の特性や関心を理解し、彼らのニーズや期待に合わせたメッセージを提供することが必要です。誰に対してプレゼンテーションを行うかによって、伝えるべき情報や言葉の選択、スタイルやトーンの使い方が異なってきます。

また、何を伝えるかも重要であり、明確な目的や重要なポイントを把握し、それらを的確に伝えることが求められます。読み手が持つ疑問や関心に対応し、彼らに価値やインスピレーションを提供することで、プレゼンテーションの効果を最大化することができます。誰に何を伝えるかを最も重要なポイントとして捉え、プレゼンテーションを構築しましょう。

1枚(スライド)1メッセージが基本

プレゼンテーションの大原則の一つは、1枚(スライド)につき1つのメッセージを持つことです。

情報を過剰に詰め込んだり、複数のメッセージを一つのスライドに詰め込んだりすると、聴衆が混乱して内容を理解するのが難しくなります。1枚1メッセージの原則を守ることで、メッセージが明確に伝わり、聴衆が重要なポイントに集中できるようになります。

スライドごとに主題(キーメッセージ)を明確にし、シンプルで分かりやすい表現を心掛けましょう。また、適切なビジュアルや少ないテキストを使うことで、メッセージの視覚的な印象を強めることも重要です。1枚1メッセージを基本として、プレゼン資料やスライドを構築しましょう。

 

おまけ:プレゼンでの失敗経験

最後に、私のお恥ずかしいエピソードを紹介しましょう。

かつて私がマーケティング会社で働いていて、超重要プロジェクトのプレゼン資料作成のために2日間徹夜した時の話です。

プレゼン内容にも資料のデザインにもとことんこだわってつくり、準備万端で意気揚々と大手クライアント(日本が世界に誇る大企業)に足を運びました。しかし、商談席に座ってクライアント担当者を待っている間につい気が抜けて、居眠りをしてしまったのです!

プレゼンにやってきた協力会社の営業が寝ているなんて、クライアントの皆さんはまさかの展開に驚きつつも、思いがけない笑いを堪能してくださいました。それがきっかけとなって、和やかな雰囲気の中で商談が進み、案件を成功に導くことができたのです。

寝てしまったこと自体は失敗ですが、人間らしいハプニングもプレゼンテーションの魅力になることもあり得ると実感した経験です。

皆さんもあまりにプレゼン資料作成を頑張りすぎて寝てしまわないように気を付けてくださいね。
それと、ユーモア溢れるプレゼンをお楽しみください!

 

まとめ:読み手に負担をかけないデザイン

この記事で伝えてきた、オシャレなデザインを作成するための様々なテクニックや原則について以下にまとめます。

企画書・プレゼン資料のデザインは、情報をうまく整理して読み手に負担をかけないことが非常に重要です。上記のポイントを取り入れて魅力的なプレゼンテーションを実現しましょう。

さらに深く学びたい方には、プレゼン資料デザインの参考書籍やデザインに関するスキルの習得もおすすめです。

企画書・プレゼン資料デザインの参考書籍

色々なデザインのサンプルが見れて、いま作成中の資料に使えるアイデアがきっと見つかる便利なネタ帳的な一冊です。

さいごに:資料デザインもマーケティングスキル

 

企画書・プレゼン資料のデザインに取り組むことは、単にビジュアルの美しさを追求するだけではありません。実は、それはマーケティングスキルの向上にも繋がるという新たな視点を持っていただきたいのです。

資料デザインは、情報を効果的に伝えるために必要な視覚的な手法を取り入れるものです。それはまさにマーケティングの要素の一つであり、ターゲットオーディエンスを引き付け、魅了することが求められます。

デザインを通じて、伝えたいメッセージをより強力に表現し、視覚的な魅力で興味を引くことができます。色彩やフォント、レイアウトなどの選択は、ブランドイメージやコンセプトを反映させるためにも重要です。

また、視覚的に魅力的なデザインは、信頼性や専門性を印象づける効果もあります。その結果、プレゼンテーションやビジネス活動全体のマーケティング効果を高めることができるのです。

資料デザインに取り組むことは、単なる美的な要素だけでなく、マーケティングスキルの一環としても捉えるべきです。デザイン力の向上は、ブランドの強化や効果的なコミュニケーションのために不可欠な要素となります。ぜひ、資料のデザインに積極的に取り組み、マーケティングスキルの向上に繋げていきましょう。

企画書・プレゼン資料作成をさらに深く学びたい方は、以下の記事もおすすめです。

プレゼン資料・企画書・スライド構成の基本と7つのフレームワーク プレゼン資料・スライド作成のコツはマーケティングと心理法則から学ぶ

KEI

最後までお読みいただき有難うございます

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