愛情不足の人が恋愛をしてもうまくいかないのは何故か?

恋人からの愛のない言葉や態度に傷ついたり、愛をもって関わりたいのにそうできなくて苦しんだり、愛すること自体がよくわからなかったり、人間関係の中でも特に悩みが多い恋愛について、悩みの原因と解決策を詳しく紹介いたします。

恋愛にも愛情にも含まれている「愛」とはどのようなものかを、考えるきっかけにもなれば幸いです。

愛に関する名言の紹介

まず、愛に関する理解を深めるために、有名な名言をご紹介します。

「愛は、相手の幸せを自分の幸せとすること」 – レフ・トルストイ
「愛は、与えることによって増える唯一のもの」 – アンネ・フランク
「愛は、相手の欠点を受け入れることから始まる」 – マザー・テレサ
「愛は、相手の自由を尊重すること」 – ジョン・レノン
「愛は、言葉ではなく行動で示される」 – ウィリアム・シェイクスピア
「愛は、心の中にある最も強い力である」 – マハトマ・ガンジー
「愛は、他人のために自分を犠牲にすること」 – ヘレン・ケラー
「愛は、相手の成長を助けること」 – エーリッヒ・フロム
「愛は、相手の存在そのものを喜ぶこと」 – フリードリヒ・ニーチェ
「愛は、相手のために自分を変えること」 – レオ・ブスカリア

様々な名言がありますが、あなたが参考になるものや考え方が合うものはありますか?

KEI

わたしは「愛は、与えることによって増える唯一のもの」という名言が良いと感じました。

さて、それでは本題に入っていきましょう。

 

原因1:そもそも恋愛は洗脳である

これが、この記事の結論になりますが、おそらく反感をおぼえる方もおられるでしょう。そのような方は、これ以降に書かれていることも不快に感じると思いますので、このページを閉じることを強くおすすめいたします。

それでは、話を進めていきます。

恋愛はしなくてはならないもの、恋愛は良いもの、などという思い込みはメディアによる洗脳のたまものだと私は考えています。

昔からテレビをつければ恋愛ドラマや芸能人の熱愛報道や不倫騒ぎなど、恋愛ネタが毎日映し出されています。マンガを見ても小説を見ても映画を見ても、動画配信サービスを見ても、スマホを見てもありとあらゆるところで、恋愛することがあたり前のように語られていますが、本当に恋愛はそんなに必要なものなのでしょうか?

テレビなど大手のオールドメディアを信じ切っている高齢者などには、絶対に理解ができないと思いますが、すでに世の中の多くの若者たちは大手メディアから日々垂れ流されている情報に、疑問を感じている人たちも多いはずです。

その大手メディアがこれまで庶民に大量に与えてきた「恋愛コンテンツ」は、本当はかなり悪質なものである可能性も考えた方が良いのではないでしょうか?

ただし、マンガなどのテレビ以外の情報媒体も根本的には同じです。女性の場合は、人によっては小学生くらいからすでに恋愛マンガを好んで読むようになっているでしょう。男性の場合は、恋愛というよりは、性的な描写を少年マンガなどを通じて見ることが次第に増えていきます。10代の若者たちが好んで聞く音楽の世界も大半は恋愛がテーマになっていると言えるでしょう。

少女マンガ雑誌の表紙と少年マンガのお色気シーン ※右下の画像の胸の部分は隠しました

テレビが好きな人はテレビを否定すると反感をおぼえるでしょうし、マンガが好きな人はマンガを否定すると反感をおぼえると思いますが、全ての媒体やコンテンツからどれも同じように、まだ未熟な子どもに対して徹底的に恋愛と性的な関係に興味関心を持つように教育(洗脳)しています。

本当にそのような意図をもっているのかは、その本人たちに聞かなければ確認することはできません。しかし少なくとも、一度は疑ってみてゼロベースで考えることは有益ではないでしょうか?

 

原因2:恋愛沼による苦悩のループ

精神的に幼く未熟なまま興味を惹かれて、恋愛沼に落ちてしまった人は、いつまでも苦しみ続けています。

  1. 恋愛する
  2. 初めは喜びを感じる
  3. 次第に苦しみを感じる
  4. 心が傷ついて別れる
    (1に戻る)

初めは大きな喜びを感じることができますが、次第に苦しさの方が大きくなっていく場合が大半ではないでしょうか?

依存や執着される苦しみや、否定や拒絶される苦しみ、得たものを失ってしまう苦しみ、ひどい言葉によって苦しむこともあります。また、それらが心の中でぐるぐる回って何度も思い出しては苦しむこともあります。これを繰り返しながら、心のキズを増やしていきます。

ひどい場合は、恋愛の悩みから占いなどにハマってしまい、永遠に無くなることのない苦しみを抱えて、お金をむしり取られ続けているような人もいます。

実際に占いのサイトなどを見ると、相手の気持ちを知るためのものや、別れた相手と復縁するためのもの、意中の相手を誰かから奪い取るためのものなど、不安や欲を煽ってより深く恋愛沼に沈ませていくようなサービスがたくさん並んでいます。

 

原因3:愛すること愛を受け入れることへの恐れ

恋愛で相手を心から愛することには、大きな心理的リスクがあると考えられます。

相手を100%愛していたら、それを失ったり拒絶された時にどれほど傷ついてしまうでしょう?もしかしたら、立ち直れなくなるほど心が傷ついてしまうかもしれません。しかし、50%くらい愛していたら、失ったとしても50%くらいのダメージで済むかもしれません。同じく、30%ならダメージも30%に抑えられるでしょう。

このように、過去の恋愛で心に傷を負っている人は、その記憶から「また大きなダメージを負ってしまうのではないか」という恐れが出てくるので、相手を深く愛することにブレーキがかかってしまいます。恋愛をしたことがなかった時よりも、相手を愛することに勇気が必要になるのです。

また、相手からの愛を受け入れる場合にも、苦痛を伴うことがあります。相手から強く束縛されて、愛よりも依存心や執着心によって苦しめられた経験がある人は、相手から愛されることに恐れを感じてしまうでしょう。

自分の心の満たされていない何かに向き合って成長しようとせず、恋愛によって穴埋めしようとすると、恋愛依存になって苦しみのループから抜け出せなくなってしまいます。そして、そのループを繰り返しながら心のキズをどんどん蓄積して、純粋に人を愛することへの恐れもより大きくなっていくでしょう。

 

恋愛の悩みへの3つの解決策

1. 恋愛に依存せず自分の心を成長させる

まず、恋愛自体をやめることです。絶対に必要なものではないのでやめてしまってかまいません。

やめられないということは、それだけ恋愛依存が強いということなので、お酒や薬物を断つように強く決心して、依存を断ち切らなければならないでしょう。

恋愛をやめれば、本来不要な悩みや苦しみもなくなります。ムダなことに悩み続けることはやめましょう。

次に、あなたの成長と未来の幸福のために有益なことをしていきましょう。自分の個性や才能を見つけて伸ばしていくことが大切です。日々、努力して能力を高めながら、内面とも向き合って未熟な考え方を成長させていきましょう。自分が成長していけば出会う人も変わっていきます。

2. 愛し愛されることへの恐れを取り除く

ゆっくり心を癒して傷を治しましょう。人に話すことも有益になることがありますが、相談相手が異性だと恋愛関係に発展してしまって恋愛沼に逆戻りしたり、同性の場合でも相手の恋愛話も聞いているうちに、また恋愛欲が出てきてしまう恐れがあります。

そのため、時間薬がもっとも安全だと考えられます。恋愛以外の人生をより良くすることに心を向けて楽しく時間を過ごしているうちに、傷が癒されていきます。痛みがなくなれば恐怖心も和らいでいくでしょう。

どうしても心がツラい場合は、お祈りをしてみることをおすすめします。自分の努力でどうにもできないことで悩み続けるよりも、お祈りをした方が心がすっきりするはずです。ツラい心が癒されるように祈ってみてください。お祈りは一人で無料ですぐにできるのでやらないと損です。

3. ことば(プログラム)を書き換える

人間は自分の考えにそって行動します。そして、考えは言葉で表すことができます。不要になった言葉を削除して、新しい言葉をインストールしてあなたのプログラムをアップデートしましょう。

幼いころからメディアに洗脳された恋愛の考え方をアンインストールして、愛について学ぶ必要があります。また、ふとした時に悪魔のささやきのように心に湧いてくる、自分を不幸にする言葉にも注意してください。自分を幸福にする言葉を学んでいきましょう。

 

まとめ:愛について学びなおす必要がある

この記事で伝えてきたことを箇条書きでまとめました。

  • 恋愛はメディアによる洗脳の可能性
  • 未熟な時に恋愛や性に興味を持たされる
  • 恋愛沼の苦悩のループで心が傷つき続ける
  • 愛すること愛されることに恐れを抱く
  • 恋愛依存をやめて心を成長させる
  • 人生をより良くすることに時間を使う
  • 時間薬などで心を癒して恐れを緩和する
  • 考え方を変える新しい言葉を学ぶ

これらの情報が、あなたの考え方を変えるヒントになれば幸いです。
最後に、愛について語られた名言を一つ紹介します。

愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びます。すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。

(新約聖書 コリント人への手紙 第一 13章-4より)

 

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