【名言】人間関係とメンタルに効くイエス・キリストの神名言を紹介

聖書に記されているイエス・キリストの言葉から、現代に生きる私たちビジネスパーソンが抱える様々な悩みに効くものを厳選して紹介してまいります。

イエス・キリストの言葉の凄さ

約2000年前のイスラエルという小さな国で語られたイエス・キリストの言葉が、今なお世界中の人々に影響を与え続けていることは、本当に驚くべきことではないでしょうか。

これらの言葉は、イエスが30歳の時から約3年の間、公に活動した際に語ったもので、新約聖書の福音書にその活動とともに記されています。以下の名言は、新約聖書 新改訳 2017より引用しています。

弱ったメンタルに効く名言

明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。(マタイの福音書6章-34より)

求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。(マタイの福音書7章-7より)

心が弱っている時は、今直面している悩みだけでなく、明日や将来のことにまで拡大して悩みを大きくしてしまうことがあります。抱えきれない悩みや不安に押しつぶされないように、余計なことまで思い悩まないことの大切さがわかります。

また、悩みや課題の解決策を求めて探し続けることが大切です。誰かに相談することも役に立つかもしれません。

 

嫌な人との人間関係に効く名言

木はそれぞれ、その実によってわかります。茨からいちじくを採ることはなく、野ばらからぶどうを摘むこともありません。良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。人の口は心に満ちていることを話すからです。(ルカの福音書9章-24より)

悪い言葉を使って人を貶めたりコントロールするような人が、職場などにいるかもしれません。そのような人は、心の中も悪い考えで満たされている可能性が高いので、近づかない関わらないようにすることが得策ですね。

 

悪をおこなう者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。しかし、真理をおこなう者は、そのおこないが神にあってなされたことが明らかになるように、光の方に来る。(ヨハネの福音書3章-20より)

隠れているもので、あらわにされないものはなく、秘められたもので、明らかにされないものはありません。(マルコの福音書4章-22より)

後ろ暗いことをしている人は、それを人に見られないように闇の中に隠しておきたいものです。しかし、長い目で見た場合、隠していた悪事も多くの人の知る所になって、会社などから裁かれることになります。正しい行いをして、光の方にむかうように生活していれば、バレることを恐れる必要もなく、むしろ良い行いが明らかになって好印象を持たれるかもしれません。

 

上司との人間関係に効く名言

ある町に、神を恐れず人を人とも思わない裁判官がいた。その町に一人のやもめがいたが、彼のところにやって来ては「わたしを訴える人を裁いて、わたしを守ってください。」と言っていた。

この裁判官はしばらく取り合わなかったが、後になって心の中で考えた。「わたしは神をも恐れず、人を人とも思わないが、このやもめは、うるさくて仕方がないから、彼女のために裁判をしてやることにしよう。そうでないと、ひっきりなしにやってきてわたしは疲れ果ててしまう。(ルカの福音書18章-2より)

上司や会社の上層部に、何かを提案したり改善を求めても、なかなか聞いてもらえないことがあるかもしれません。しかし、諦めずに何度も提言していくことが大切です。このたとえ話からわかるように、良い人でない裁判官ですらも、何度も言うことでしぶしぶでも希望を聞いてくれるものです。

 

友人との人間関係に効く名言

あなた方が互いに愛し合うこと、わたしはこれを、あなたがたに命じます。(ヨハネの福音書15章-17より)

さばいてはなりません。自分がさばかれないためです。(マタイの福音書7章-1より)

友人が自分の望んでいることを分かってくれていて、それを叶えるために色々なことをしてくれたら嬉しいと感じるでしょう。良好な関係性を長く続けていくことに役立ち、生涯の友を得ることにもなるかもしれません。このような愛を持って互いに関わる重要性を教えてくれます。

また、自分が正しくて相手が間違っていると思うと、相手を裁きたくなることもありますが注意が必要ですね。

 

自分を真に成長させるための名言

あなたは、兄弟の目にあるチリは見えるのに、自分自身の目にある梁(または丸太)には、なぜ気がつかないのですか。あなた自身、自分の目にある梁が見えていないのに、兄弟に対して「兄弟、あなたの目のチリを取りのぞかせてください」とどうしていえるのですか。

偽善者よ、まず自分の目から梁を取り除きなさい。そうすれば、兄弟の目のチリがはっきり見えるようになって、取り除くことができます。(ルカの福音書6章-41より)

他人の欠点や間違いには気がつきやすいですが、自分自身の欠点や間違いを見て見ぬふりしていないかにも注意しなければなりません。特に自己中心的な考え方を持っていると、間違いを認めることができなくなってしまいます。そうすると、その人はそれ以上成長していくこともできません。

 

あなたがたは聞くには聞くが、決して悟ることはない。見るには見るが、決して知ることはない。この民の心は鈍くなり、耳は遠くなり、目は閉じているからである。彼らがその目で見ることも、耳で聞くことも、心で悟ることも、立ち返ることもないように。そして、わたしが癒すこともないように。(マタイの福音書13章-14 イザヤの告げた預言より)

これも少々耳が痛い名言です。他人からの有益な叱責や指摘を、きちんと受け入れて改善できる人は、人間的にもスキル的にも成長していくことができる人だといえるでしょう。やはり年齢を重ねるほど、目も耳も心も鈍くなってしまう傾向が強いので、自分の至らぬところを認めて改善ができるように気をつけたいですね。

 

真のリーダーになるための名言

あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。人の子(イエス・キリスト)も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。(マルコの福音書10章-43より)

だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。(ルカの福音書14章-11より)

現代で言う「サーバント・リーダーシップ」の原点だといえる名言です。聖書を読むと、イエス・キリストは先生という立場であるのに、しもべのように自分の弟子の足を洗ったと記されています。様々な言葉や教えを残して、多くの弟子や人々から尊敬されていたのにもかかわらず、このように謙虚に自分を低くすることが、名誉を高められる秘訣であることが分かります。

 

人生を変える名言

狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです。(マタイの福音書7章-13より)

世の中のほとんどの人は広い道を行っています。あなたはいかがでしょうか?

 

光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。(ヨハネの福音書1章-5より)

今あなたがどれだけ闇の中にいても、光は必ず闇に打ち勝つことができます。あなたの心に光はありますか?

 

初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。(ヨハネの福音書1章-1より)

いつもどんな「ことば」を使っていますか?あなたやこの世界は、ことばによって作られたプログラムのようなものと言えるかもしれません。あたらしい「ことば」で書き換えていくこともできるのではないでしょうか。

 

イエス・キリストが語った名言の紹介は以上となります。

KEI

最後までお読みくださり有難うございます。

これらのことばに興味を持たれた方は、引用元の新約聖書もおススメです。聖書の魅力について紹介する記事もよかったら読んでみませんか?

世界の教養「聖書」日本人の9割が知らない本当の魅力をビジネスパーソンに解説