会社沿革の書き方や例文を詳しく紹介し、パワーポイントで制作した3つのデザインのサンプルをダウンロードできます。
Contents
会社沿革のパワーポイント例(ダウンロード可)
3つのデザイン例を紹介いたします。
シンプルなタイムラインのデザイン
シンプルで見やすく作成した会社沿革です。たくさんの情報を詰め込まずにスッキリと洗練された印象を与えられます。
トピックを強調したデザイン
会社のターニングポイントなど、強調して伝えたいエピソードを大きく目立つように見せています。
発展を印象付けるデザイン
右肩上がりの矢印で会社の成長・発展を印象付けています。
上記3つのパワーポイントデータはこちらからダウンロードできます。
作り方の参考や、パーツの活用にお使いください。ただし、著作権は放棄していませんので、ご自身のサービスで再配布などはお控えください。
ちなみにおまけとして、上記の「右肩上がりの曲線を描いた矢印」のつくり方がわかるデータも含まれています。
会社沿革の書き方3ステップ
会社沿革を作成する手順を、以下の3ステップにまとめました。
1. 目的を確認する
会社沿革を誰に伝えて、どんな結果を期待するのかをまず確認しておきましょう。
会社沿革は多くの場合、会社説明会・入社式・社員研修などで説明するためにスライドに掲載したり、会社案内のパンフレットやホームページに掲載します。元となる情報は同じですが、情報をのせる媒体や見る相手によって、それぞれ適切な見せ方が異なるので、目的に合ったデザインも考えていく必要があります。
2. 重要な情報を明確にする
全ての情報を同列に扱うよりも、重要な情報を強調した方が、相手の理解が容易になり記憶や印象にも残りやすくなります。
例えば、会社のターニングポイントとなった年の出来事や、困難な状況を乗り越えたエピソードなど、特に伝えたいことや好印象を与えるために効果的だと考えられる情報を選びます。
3. デザインを決めて資料を作成
載せるべき情報と優先順位が決まったら、見せ方を決めましょう。
会社のトンマナに合わせつつ、伝える相手に合わせてデザインのテイストを変えて、魅力的に伝えられるように工夫が必要です。
例えば、学生向けの会社説明会で見せるスライドであれば、洗練された色使いで写真を大きく用いて見せる。ホームページや書類の場合であれば、詳細で正確な情報を得られるように、テキストで箇条書きにして1つ1つの情報を確認しやすいようにする。など、目的に合わせてデザインも最適化してください。
会社沿革の文章例
会社沿革にどのようなことを書けばいいのかがわからない方へ、会社沿革の文章例を紹介します。
これらの例を参考にして、会社が発展してきたことを示すような出来事や方針などを記載しましょう。
1974年 | 株式会社〇〇設立 |
初代代表取締役社長に□□が就任 | |
大阪府守口市に本社を設置 | |
1980年 | 業務拡大に伴い、東京支店を開設 |
商品ラインナップの拡充と市場シェアの拡大を図る | |
1990年 | 新製品「〇〇シリーズ」がヒット商品となり、売上を大幅に増加 |
生産拠点を大阪府堺市に新設 | |
2000年 | ISO 9001認証を取得し、品質管理体制を強化 |
グローバル市場への進出を開始し、アジア市場に販売網を構築 | |
2010年 | 創業40周年を迎え、社員全員で記念式典を開催 |
環境保護活動に力を入れ、エコ製品の開発を推進 | |
2020年 | デジタルトランスフォーメーションを推進し、オンラインサービスを強化 |
新型コロナウイルス感染症対策として、リモートワーク体制を整備 | |
2024年 | 創業50周年を迎え、新たな成長戦略を発表 |
次世代リーダー育成プログラムを開始し、未来を担う人材の育成に注力 |
見やすい資料をつくるための参考記事
会社案内や営業資料などを見やすく作る方法をまとめた以下の記事も参考にしてみてください。
プレゼン資料が「見やすい!」を実現する9つの要点とパワーポイントサンプル