「人はどのように生きていくべきか」と答えを探していた時、とあるスピリチュアルの指導者に出会い「自分のために生きるのをやめて、天のために生きる」という考えを知りこれは真理だと思って感動しました。
その後、その指導者から何年にもわたって様々なことを教わってきました。そして、最終的に気づいたことは、その指導者が繋がっているのは神様ではなくて、悪魔や悪霊の類であるということでした。
世の中のスピリチュアル指導者に出会った時に、本当に不思議な力を持っていたり不思議な体験をしていたり、力ある言葉を話していることが実際にあります。しかし、それだけで判断してしまうことは危険です。
本当に霊的なものとつながって力を得ていることはあります。しかし、だからと言ってそれが良い霊とは限りません。また、指導者は、本当に神や天使とつながっていると思っていたとしても、勘違いや希望的な思い込みに過ぎなかったり、指導者自身が悪魔・悪霊に騙されていることも考えられます。
この記事では、わたし自身の経験と調べた情報から、危険なスピリチュアル指導者の見分け方について解説いたします。
見分け方1:性的な人間関係に要注意
性的に乱れた人間関係を持っている指導者は完全にNGです。
性的に乱れた人には神も天使も近寄ることができず、寄り付くのは悪魔・悪霊のみです。清く正しい生き方をしていない人は聖なる霊と周波数が合わないため、神や天使から力を受けることができません。
人間を性的に堕落させるのは、最もよくある悪魔の誘惑です。そのため、性的に堕落している指導者に力や言葉を与えている霊は、悪魔と考えて間違いないと考えられます。また、そのような人物は目力(めぢから)や色気があることが多く、性的な魅力を持ち人を誘惑することに長けていることも多いようです。
まったく同じ理由で、性の解放などをうたっているスピリチュアルやヒーリングの講座も要注意です。昔からある密教なども性的な儀式をおこなったり、性的な偶像を拝んだりするものは、神や仏ではなく悪魔を拝んでいると考えて注意してください。
見分け方2:古代の秘術に要注意
例えば「古代〇〇文明の秘術を公開」などとうたうスピリチュアル講座がありますが、これらの最も注意すべきポイントは、人間のいけにえを捧げていた文明かどうかです。
シュメール文明、古代エジプト、マヤ文明、アステカ文明では、神々へ人間のいけにえを捧げていたと言われています。しかし本当の神は人間のいけにえなど求めてはいません。
たとえ話として、あなたの息子または娘夫婦が生まれたばかりの初孫を殺して、あなたにささげものとして持って来ようとしたらどう思いますか?おそらく全力でやめさせると思うのです。それが愛あるものとして当然の行動です。
神が人間を愛しているとしたら、人間を殺して捧げさせるでしょうか?そんなことをしても神は喜ぶはずがありません。むしろ、わたしたちが子どもや孫の幸せを願うように、さらにもっと高い次元で幸せに生きて欲しいと願っているのが神の心情です。
具体例を挙げると、シュメール文明の神話ではアヌンナキが人間を作ったとされていて、金を採取するための労働力と性の奴隷としてつくったという話がありますが、そのような悪なる考えをもっているのは神ではなく悪魔だと考えた方が自然です。
古代エジプトについては、世の中に溢れているイルミナティシンボルのほとんどが古代エジプト由来のものですので、イルミナティは古代エジプトの神(と称する悪魔)を崇拝している人間が多いと考えられます。
マヤ文明やアステカ文明では、公衆の面前で人間を殺していけにえとして捧げていたようなので、かなり危険な神(と称する悪魔)だと思いませんか?
人間のいけにえを要求するような者に人間に対する愛はないでしょうから、そのような者から特別な力をもらったり、奇跡を起こしてもらったりしても、一部の人だけが得することはあっても、多くの人が幸せに生きられることはまずないでしょう。
わたしは、これらの事実と旧約聖書の記述から、古代文明のほとんどが神ではなく悪魔を崇拝していた可能性が高いと思います。そのため、超古代のアトランティスとかレムリアなどもかなりあやしいと思っています。いずれにせよ、文明の痕跡がほぼないので検証ができないのですから、むやみに信じない方が良いはずです。
見分け方3:意味不明な呪文などに要注意
呪文・真言・言霊など様々なものがありますが、意味不明な言葉には要注意です。
ご利益があるから唱えなさいとすすめられて唱えていた意味の分からない言葉が、実は悪霊を呼び込むものであるかもしれないのです。あなたに理解できない言葉であればむやみに唱えない方が安全です。
わからないことは闇で、わかることは光です。人間はわからないこと(闇)に不安になるので、意味がわからない言葉を唱えても、不安はなくならないどころか増えていきます。悪魔・悪霊は不安に付け込んで、更に不安を大きく増幅しようと働きます。逆に、わからないことをわかるようにしてくれるのが真理(光)です。これまでわからなかったことが、わかるようになる言葉を選びましょう。
有名どころでは般若心経がありますが、意味が分かる人はいないと思います。たしかパーリ語の音から漢字を当てはめていたと思いますが、そのパーリ語でどんな意味の言葉を唱えているかは全くわかりません。良いもののように言われていますが、本当のところはどうなのか疑問です。
そのような意味の分からない言葉を闇雲に唱えるよりも、普通の言葉で「もっと幸せに生きられますように。」などとお祈りをした方が良いと思います。あやしい講座に通って高額なお金を使う必要はありませんし、霊的に非常に安全です。
わたしが学んだ古神道の術や言霊には、意味がわからないものがたくさんありましたが、習い始めの頃は真面目に実践していました。しかし、意味も分からず闇雲にやり続けるのは怖いと思ったので早い段階でやめました。その他に、天とつながる身体をつくるために日々古武術の修行をしていたのですが、そちらは身体の健康にも役立つし楽しかったので6年ほど続けました。
その先生には個人的にとても良くしてもらったのですが、情に流されて霊的な悪影響を受けることは避けたいので、リアルで会うことは今後ないでしょう。
まとめ:不思議な力に惑わされず注意して判断しよう
そもそも悪魔や悪霊は、人を騙して悪の道に誘う働きをする霊的な存在です。あなたをそのように導くこともありますし、スピリチュアル・リーダーが「神に選ばれたものになりたい」などの欲による心の隙を突かれて騙されていて、その手先となっていることも十分にあり得ます。
悪魔は人間よりも圧倒的に知能が高く、心の隙や弱点を突く天才なので、普通の人間の知能や能力では太刀打ちできないはずです。神や天使の力を借りなければ人間だけで勝つことはできません。だからこそ、性的に堕落していたり、悪魔を呼び込むような儀式をしたり、意味不明の言葉をとなえているような人が、神や天使とつながっているということはあり得ないのです。
神を偽称する悪魔がついているスピリチュアル・リーダーに騙されて、人生が破壊されたり更なる不安に悩まされないように、くれぐれもご注意ください。
KEI
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