企画書やプレゼンテーションを成功させるためには、魅力的なデザインが不可欠です。
この記事では、パワーポイントを活用して、おしゃれでプロフェッショナルな資料を作成するための17の秘訣を紹介します。テンプレートの活用からカラースキーム、フォントの選択、レイアウトデザイン、文字組み、情報の強調、そしてアイコンやイラストの適切な活用まで、あらゆる側面を網羅。
印象的なパワーポイントを作成するためのスキルを磨き、魅力的な企画書やプレゼン資料を制作できるようになります。さらに、おしゃれなデザインを作成するために注意すべきポイントも紹介します。ぜひこれらの秘訣を活用してみてください。
悩むひと
KEI
・わかりやすいデザインのテクニックが学べる
・プレゼンでプロフェッショナルな印象を与えられる
Contents
- 1. おしゃれなパワーポイントテンプレートを活用
- 2. おしゃれなパワーポイント資料を参考に作る
- 3. おしゃれな表紙が第一印象を決める
- 4. おしゃれな企画書はレイアウトが美しい
- 5. おしゃれな色づかいは2色でまとめる
- 6. おしゃれなフォントは使い方に注意
- 7. おしゃれな文字組みで魅せる
- 8. おしゃれに情報を強調・装飾する
- 9. おしゃれな企画書は余白が美しい
- 10. おしゃれな画像素材を活用
- 11. おしゃれなイラスト素材を活用
- 12. おしゃれなアイコンを活用
- 13. おしゃれな企画書のパーツ
- 14. 【要注意】パワーポイントは基本ダサい!
- 15. 【番外編】Keynoteはおしゃれ!
- 16. ユニバーサルデザインを心がける
- 17. 受け手がおしゃれと感じるものは何か?
- まとめ:おしゃれな企画書の作り方
1. おしゃれなパワーポイントテンプレートを活用
おしゃれなパワーポイントテンプレートを使えば、プロのデザイナーが制作したようなプレゼンテーションや企画書のデザインを簡単に実現できます。
以下に、テンプレートをダウンロードできるサイトの情報を紹介します。
Canva
Canvaは使いやすいオンラインデザインツールで、数多くのプレゼンテーションテンプレートが提供されています。カスタマイズ性が高く、自分のスタイルや企画内容に合わせてデザインを調整できます。
プレゼン資料・企画書のテンプレートサイト集
さまざまなウェブサイトで無料または有料のパワーポイントテンプレートが提供されています。以下の記事にサイトの情報をまとめましたので、テンプレートを探している人はぜひご覧ください。
プレゼン資料・企画書のテンプレートサイト34選【パワーポイントデザイン雛形】
2. おしゃれなパワーポイント資料を参考に作る
おしゃれなパワーポイント資料を作成するために、他の成功例を参考にすることが役立ちます。以下の情報などから参考資料を見つけましょう。
SlideShareは世界中のプロフェッショナルがパワーポイント資料を共有するプラットフォームです。ここで他のユーザーが公開している資料を閲覧し、デザインやコンテンツのアイデアを得ることができます。
プレゼン資料・企画書のパワーポイントサンプル集
筆者(デザイナー)が制作した、パワーポイントのプレゼン資料・企画書のサンプルを、以下の記事にまとめています。表紙・目次・自己紹介・会社概要・スケジュール・図解・グラフなど、おしゃれなデザインのサンプルを多数見ることができます。
プレゼン資料・企画書のサンプル60枚【パワーポイントデザイン事例集】
これら以外にも、インターネット上にはさまざまな業界やテーマに関するパワーポイントサンプルが存在します。これらのサンプルを調査し、おしゃれなデザインや質の高いコンテンツを学びましょう。他の成功事例からインスピレーションを得ることで、自身の企画書を向上させることができます。
3. おしゃれな表紙が第一印象を決める
プレゼンテーション資料や企画書の表紙は、読者や聴衆に与える印象を大きく左右します。
表紙がダサいと印象で損してしまう(ビフォー)
表紙が印象的でない場合、読者や聴衆は内容に対する期待を下げてしまうことがあります。ダサい表紙は信頼性やプロフェッショナリズムを欠いていると受け取られる可能性もあります。
表紙がオシャレだと期待感が高まる(アフター)
一方、おしゃれで魅力的な表紙は、プレゼンテーションや企画書に対する期待感を高めます。読者や聴衆は、資料の中身にもっと注目し、信頼性のある情報を期待するでしょう。
表紙は第一印象を決める要素として、慎重にデザインしましょう。
4. おしゃれな企画書はレイアウトが美しい
企画書やプレゼンテーションのデザインにおいて、美しいレイアウトは重要な要素です。その理由と注意点を見ていきましょう。
バラバラなレイアウトは見づらい
ばらばらなレイアウトは情報の整理が難しく、内容の理解や受け入れが困難になります。企画書の読者や聴衆に対して、見づらい印象とストレスを与えてしまいます。
整ったレイアウトは理解しやすい
一方、整ったレイアウトは情報を階層的に整理し、視覚的な一貫性を持たせます。これにより、読者や聴衆は情報を追跡しやすく、内容を理解しやすくなります。
おしゃれな企画書を作成するためには、整ったレイアウトの設計に注意しましょう。
5. おしゃれな色づかいは2色でまとめる
色彩はデザインの重要な要素であり、おしゃれな企画書やプレゼンテーションを構築する際に慎重に考えるべきです。
色の使い過ぎはダサくなりがち
色を過度に使用すると、デザインが混乱しがちで、見栄えが悪くなる可能性が高くなります。色を選ぶ際には、シンプルさと調和を心がけましょう。
色はルールを決めて使うと理解しやすい
おしゃれな色彩を使う際には、2つの主要な色を選んで統一感を持たせることが重要です。ルールを設けて色を使うと、デザインが統一され、読者や聴衆にとって理解しやすくなります。色彩を慎重に扱い、調和のとれたデザインを実現しましょう。
6. おしゃれなフォントは使い方に注意
フォントの選択はデザインにおいて大きな影響を与えます。おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、フォントに関する注意点を押さえましょう。
奇抜なフォントは見づらい危険性がある
奇抜なフォントは一見面白いかもしれませんが、読み手や視聴者にとっては見づらい場合があります。特に長文や小さな文字で使用する際には注意が必要です。
基本は太めのゴシック体がおすすめ
おしゃれで読みやすいフォントの中で、太めのゴシック体は多くの場面で適しています。文字が太くてはっきりとした特徴を持っており、視覚的なインパクトを与えます。フォントの選択に慎重に取り組み、デザインに合ったフォントを選びましょう。
7. おしゃれな文字組みで魅せる
文字組みはデザインにおいて大きな役割を果たします。おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、文字組みの工夫についても考えましょう。
文字の羅列ばかりでは単調になりがち
文章を単に羅列するだけでは、デザインが単調になり、読者や聴衆の興味を引くことが難しい場合があります。文字組みを工夫することで、デザインに魅力を加えることができます。
文字組みを工夫するとおしゃれ
文字組みの工夫には、文字とオブジェクトの組み合わせ、テキストボックスの配置、行間、段落のスタイル、箇条書きの形状などが含まれます。
これらを適切に調整し、文字が美しく配置されたデザインを実現しましょう。文字組みを工夫することで、資料全体の視覚的な魅力が向上します。
8. おしゃれに情報を強調・装飾する
情報の強調と装飾は、デザインにおいてバランスを取る必要があります。おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、情報の強調と装飾に関する指針を考えましょう。
過剰な装飾はダサくなりがち
情報を強調しようとするあまり、過剰な装飾や飾り付けはデザインを混乱させ、ダサい印象を与えることがあります。情報を伝える際には、冗長な要素を避けることが大切です。
シンプルにしっかり強調する
情報を強調する際には、シンプルかつ効果的な手法を採用しましょう。ハイライト、太字、色の利用など、シンプルな方法で情報を際立たせることができます。情報の強調に適切なバランスを持たせ、おしゃれなデザインを実現しましょう。
9. おしゃれな企画書は余白が美しい
余白はデザインにおいて非常に重要な要素であり、おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、美しい余白の使い方を考慮しましょう。
情報が目いっぱいな資料はダサい
情報を詰め込みすぎたり、余白が不足しているデザインは、読者や聴衆に圧迫感を与え、ダサい印象を与えかねません。情報が適切に配置されていることはもちろんですが、余白も見逃せないポイントです。
余白で洗練された印象になる
余白はデザインの調和を取るための貴重なスペースです。適切に余白を確保することで、資料全体が洗練された印象を持ち、情報が際立つことができます。余白を上手に活用し、おしゃれな企画書を作り上げましょう。
10. おしゃれな画像素材を活用
画像はデザインにおいて情報伝達や視覚的な魅力を高める重要な要素です。おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、画像素材の選択に注意しましょう。
ダサい画像で情報が怪しくなる
低品質な画像や不適切な画像素材は、情報を不正確または怪しいものに見せてしまう可能性があります。視覚的な品質に気を配り、信頼性を保ちましょう。
画像は使い所に注意する
画像素材の選択と配置には慎重さが求められます。テーマやコンテキストに合った適切な画像を選び、デザインに統一感を持たせることが大切です。画像は情報を補完し、魅力を高める手段として適切に活用しましょう。
11. おしゃれなイラスト素材を活用
イラスト素材はデザインに魅力を加え、情報を視覚的に補完するのに役立ちます。おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、イラスト素材の活用も検討しましょう。
バラバラなイラストは違和感のもと
異なるスタイルやテーマのイラスト素材を混ぜてしまうと、デザインに違和感が生じる可能性があります。イラスト素材の選択に統一感を持たせることが大切です。
イラストは必ず統一して使う
テーマに合った統一されたイラスト素材を選び、デザインに一貫性を持たせましょう。統一感のあるイラストは視覚的な魅力を高め、デザイン全体を引き立てます。適切なイラスト素材の選択と配置を検討し、おしゃれな企画書を作成しましょう。
12. おしゃれなアイコンを活用
アイコンは情報を視覚的に表現し、デザインに要素を加えるのに役立つツールです。おしゃれな企画書やプレゼンテーションの作成には、アイコンの活用も検討しましょう。
アイコンを添えるとおしゃれ
テキストや図表にアイコンを組み合わせることで、情報がよりわかりやすくなり、デザインに視覚的な魅力を加えることができます。アイコンは視覚的なコミュニケーションを強化し、デザインを引き立てます。
おすすめはFont Awesome
アイコンを効果的に利用するために、Font Awesomeなどのアイコンフォントをおすすめします。アイコンフォントはサイズと色の変更が容易で、多くの種類のアイコンが利用できます。適切なアイコンの選択と配置を検討し、おしゃれなデザインを実現しましょう。
13. おしゃれな企画書のパーツ
おしゃれな企画書を作成するには、特定のパーツや要素を工夫してデザインに取り入れることが役立ちます。以下では、特におしゃれな囲み枠と矢印を紹介します。
おしゃれな囲み枠
囲み枠は情報を視覚的に際立たせるために役立ちます。おしゃれなデザインの囲み枠を選び、重要な情報を引き立てましょう。囲み枠のスタイルや色を統一することで、デザイン全体に一貫性を持たせることができます。
おしゃれな矢印
矢印は方向性や強調を表現するのに役立つシンボルです。おしゃれな矢印を活用して、読者や聴衆に重要なポイントを示しましょう。矢印のデザインや色を検討し、情報の導線をスマートに誘導しましょう。これらのパーツを工夫的に活用することで、おしゃれな企画書の魅力を高めることができます。
14. 【要注意】パワーポイントは基本ダサい!
パワーポイントは便利なツールでありながら、基本的な設定やスタイルではダサい印象を与えることがあります。おしゃれな企画書を作成するには、以下の注意点に気をつけましょう。
- テンプレートの慎重な選択:パワーポイントのデフォルトテンプレートは地味で単調です。おしゃれなテンプレートを選び、デザインのベースを整えましょう。
- フォントとカラースキームのカスタマイズ:デフォルトのフォントや色合いは地味で、魅力的ではありません。適切なフォントやカラースキームを設定して、魅力的なデザインに仕上げましょう。
- 視覚的な効果は使わない:パワーポイントは様々な視覚効果の機能がありますが、過剰な装飾により見づらくダサいデザインになりがちです。適切な情報整理を心がけ、無駄な装飾を避けましょう。
これらの要点に注意することで、パワーポイントを使いつつも、おしゃれな企画書やプレゼンテーションを実現できます。
15. 【番外編】Keynoteはおしゃれ!
パワーポイントだけでなく、MacユーザーにとってはKeynoteも素晴らしいツールです。Keynoteはおしゃれなデザインと直感的な操作性で知られており、プレゼンテーションや企画書作成において魅力的な選択肢となります。
Keynoteには魅力的で洗練されたテンプレートが豊富に用意されており、プロフェッショナルなおしゃれで効果的なプレゼンテーションや企画書を簡単に実現できます。Macをお使いの場合は、Keynoteの使用も検討してください。
16. ユニバーサルデザインを心がける
ユニバーサルデザインは、できるだけ多くの人がアクセスできるようにデザインするアプローチです。おしゃれな企画書やプレゼンテーションを作成する際に、ユニバーサルデザインを意識することは重要です。
アクセシビリティを考慮
ユニバーサルデザインの一環として、アクセシビリティを最優先に考えましょう。テキストの読みやすさ、カラーコントラスト、フォントの選択など、全てのユーザーにとって情報が理解しやすい環境を提供することが大切です。特に読者に視覚障害者や高齢者が含まれる場合に考慮することが求められます。
フラットデザインの利用
フラットデザインはシンプルで洗練されたスタイルで、多くの人に好まれるデザインアプローチです。余分な立体感や影を排除し、情報を明瞭に伝えます。文字の装飾やアイコンなどの要素にフラットデザインを取り入れることで、ユーザーに優れた視覚的体験を提供できます。
インクルーシブなデザイン
ユニバーサルデザインは、多様なユーザーに適したデザインを実現するために、インクルーシブなアプローチを促します。幅広い層に情報を伝える場合は、異なるニーズやバックグラウンドを持つ人々に対して、情報やコンテンツを平等に提供することが重要になります。
ユニバーサルデザインを心がけることで、より多くの人に価値ある情報を提供し、おしゃれなデザインとアクセシビリティを両立させることができます。
17. 受け手がおしゃれと感じるものは何か?
おしゃれな企画書やプレゼンテーションを作成する際、受け手の感性や期待に対する理解が不可欠です。
受け手がおしゃれと感じる要素は何でしょうか?
それを理解することが成功への鍵です。
例えば、プレゼンテーションの相手が主に40代女性だとすると、同じターゲット層のファッション雑誌などの情報誌やSNSなどから、デザインのテイストを参考にする。等の方法が考えられます。
おしゃれな企画書やプレゼンテーションを作成する際、受け手の視点を忘れずに、彼らが感じるおしゃれさを提供することが大切です。
まとめ:おしゃれな企画書の作り方
おしゃれな企画書を作成するためには、以下のノウハウが重要です。これらのポイントを押さえて、魅力的なプレゼンテーション資料を制作しましょう。
- デザインテンプレートを活用:Canvaやプレゼン資料のテンプレートサイトを利用して、おしゃれなデザインをベースに始める。
- 参考資料を探す:slideshareやパワーポイントサンプル集から、おしゃれな企画書のアイデアを得る。
- 表紙に注意:第一印象は表紙で決まる。おしゃれで期待感を高める表紙を作成する。
- 美しいレイアウト: バラバラなレイアウトは避け、整ったデザインで情報を整理する。
- 色の選定:2色でまとめたカラーパレットを使用し、色のルールを設定する。
- フォントに慎重:太めのゴシック体を基本にし、フォントの統一を保つ。
- 文字組みの工夫:単調な文字列ではなく、文字組みを工夫して情報を魅力的に伝える。
- 情報の強調と装飾:適切な強調と装飾を施し、情報を引き立てる。
- 余白の活用:情報が詰まりすぎないように余白を設け、デザインを洗練させる。
- 高品質な画像とイラスト:ダサい画像を避け、高品質で統一感のある画像とイラストを使用。
- アイコンの利用:おしゃれなアイコンを活用し、デザインを豊かにする。
- パーツデザイン:おしゃれな囲み枠や矢印など、デザインのパーツを工夫的に使う。
- ユニバーサルデザイン:多くの受け手にアクセスしやすいデザインを心がける。
- 受け手の期待に応える:受け手の感性や期待を理解し、魅力的なプレゼンテーションを提供する。
これらのノウハウを組み合わせて、おしゃれで効果的な企画書やプレゼンテーションを制作しましょう。成功のカギは、デザインと情報のバランスを保ちながら、受け手に価値を提供することにあります。
企画書作成の参考書籍
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