前編の続きで、ミッションというテーマでフィクションを書いています。
ミッションは突然に(仮)前編 〜見えない縁をたどる旅〜4章. 北方少数民族慰霊碑での出会い
神戸護国神社内にある『北方少数民族慰霊碑』に訪れて、お祈りをしているとその場所を掃除されている方がおられました。同行して頂いていた先生が話しかけてみると、その慰霊碑の管理をされている方で、翌日に開催される慰霊祭の準備をされているとのこと。
その方の名前は「なんとなんと!」おうぎさん!
先生
おうぎさんのお父様が大東亜戦争の当時に、樺太で日本軍の指揮を執っていたおうぎ大尉だったそうです。わたしのお爺さんは国境警備をしていたので「きっとおうぎ大尉とも縁があるに違いない」と思いました。樺太の国境付近で日本やソ連が何をしていたのか、北方少数民族がどんな風に利用されていて戦後どうなったのか・・・学校の歴史では絶対に学ばないような知らなかった事を沢山知ることになって行きます。
あの時代樺太でなにがあったのか?お爺さんはどんな人たちと接していたのだろうか?日本の人たちや少数民族の人たちはどんな事を思っていたのだろうか・・・
おうぎさんに出会い樺太に行ってみる事を強く勧められました。現在はロシア領の樺太(サハリン)「いったいどうやったら行けるんだろうか?」と思いましたが、祖父母もそれを望んでいる気がしました。
5章. 大地の神様との不思議な御縁
老師
老師曰く 現在は、東経135度を中心とした日本が良くなって行けば、それが波及して世界も良い方向に変わって行く文明周期だということです。そのために一人一人に何ができるだろうと考え、老師のもとで修練をかさねていきながら、日本の神様についても学んで行くことにしました。
自国の事なのによく知らない日本神話や神道について学んで行くと、驚くような事がたくさん書かれています。「神様ってめっちゃわがままやし、まぁまぁ戦争とか争ってばっかりやな・・・」率直にそんな印象を受けました。日本の神様と言えばメジャーどころは天照大御神やイザナギ、イザナミあたりでしょうか、それ以外にも地球や宇宙を作った神様などもたくさんおられます。そんな事を勉強しながら、先生のミッションを手伝わせて頂く事になりました。
先生の特殊能力は、生体が持つ電界フィールドを磁力で最適な状態に調整する事です。この能力によって人々を助けたり、動植物を癒やしたり、大地の波動を調整するミッションをされています。
先生
6章. 衝撃のメッセージ 2020年問題
先生
先生のミッションに同行して各地の神様にお参りし、大地の波動を整えつなぐお手伝いをしながら、能力を磨き徳をためる日々の中でようやく、勇気を出して祖父のためにも地球のためにも樺太に行ってみようと決意しました。
「樺太 旅行」などで検索しても情報量が少ない・・・。でもいくつかツアーを企画している旅行社がありました。調べてみると意外にも毎週 成田空港と新千歳空港からサハリンへの定期便が飛んでいるようです。でも実はわたしは海外旅行とか苦手で、正直言って全然行きたくないのです。無意識的にそれを避けていて少しずつ先延ばしにしてしまう悪いクセが出てしまいズルズルと準備が後回しになってしまいました。
旅行会社からもらっていた連絡へのレスポンスも遅く、予定していたスケジュールの飛行機が埋まってしまい。それ以降のスケジュールでは樺太は(北海道よりも更に北だから)寒すぎてやめておいた方がいいと旅行者の人にいわれてしまいました・・・・。
先生
KEI
青森県には謎が多いスポットが沢山存在するのですが、そのひとつが『キリストの墓』です。
これを聞いておそらくほとんどの人は、たちの悪い冗談か過疎地の話題づくりの悪あがきか何かと思われるかもしれません。
一般的にはキリストはゴルゴダの丘で処刑されてしまったと伝わっていますしそれがわたしにとっても常識だったのですが、実はキリストは日本に渡り青森県で天寿を全うされたとこの地に伝わっています。
キリストの墓にはイスラエル国エルサレム市から正式に寄贈されたモニュメントも存在します。そしてこの地には六芒星の家紋を持つ家もあるそうです。六芒星と言えばダビデ紋ともいわれイスラエルの国旗にも使用されている図形ですが、何故青森に六芒星の家紋を持つ人がいるのか・・・。樺太に行けなくて、祖父母のために大地の波動調整のために来た青森県でしたが、にわかには信じられない情報と謎を持ち帰る事になりました。
そして大阪へ帰り、また日常が始まるかと思うと・・・。
老師
KEI
老師
KEI
後編へ続く。
ミッションは突然に(仮)後編 〜3つの奥義と日本の謎〜