こんにちは、OFFICE YourDesignの正木啓です。
今回の記事はやりたい事が見つからない方や、今現在やりたくない仕事をしていて悩んでいる方が、より良い人生を考えていくために様々な情報やコーチングの手法をまとめました。
やりたい事をして幸福に生きるヒント
やりたい事がみつからない・・・。やりたくないけど生活のために今の仕事をしている・・・。仕事って人生って皆こんなものだろうか・・・。このように感じている人たちが日本にはあふれていますが、もしかしたらあなたもその一人かもしれませんね。
しかし一方で、自由にやりたい事をやって幸福に生きている人たちがいる事も確かです。ではどうすればそのように生きられるのでしょうか?また何からやっていけばもっと自由にもっと幸福に生きられるのかを一緒に考えていきましょう。
まずは、やりたい事や仕事が見つからない時に考えて欲しい事を紹介していきます。
1. 絶対にやりたくないことを書き出す。
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やりたい事が出てこなくても逆にやりたくない事ならば出てくることはよくあります。とにかく出尽くすまで紙に『絶対にやりたくない事』を書き出していきましょう。思いつかなくなったら一旦手を止めて自分が書いた『絶対にやりたくない事』を見ながら反転させて考えてみてください。
例えば、絶対にやりたくない事に『接客』という項目があったとしたら、それは何故か理由も書いてみましょう。その理由が『コミュニケーションが苦手だから』だったら、それを反転させると『一人で黙々とやれる仕事』がやりたい事に近いものとして考えられます。また『絶対にやりたくない事リスト』はあなたの価値観があらわれますので、今まで気付かなかった自分自身の事を発見する事もあるでしょう。
2. 自分が幸せを感じる時を書き出す。
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仕事かプライベートかは置いといて、今まで自分が幸せだと感じていたのはどんな時かを思い出しながら書き出していきましょう。これも自分自身の価値観を明確にしていくのに役立ちます。
自分にとって幸せな事や絶対にやりたくない事などを知ることで、自分の価値観に合うものはどんな仕事なのかを考えていく助けになります。
3. やりたい事は成長とともに変わっていく。
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覚えている方も忘れてしまったという方もおられるでしょう。世の中には小さい頃の夢をそのまま実現して活躍しているような有名人もいます、例えばスポーツ選手や芸能人などです。
わたしは漫画の『宇宙兄弟』が大好きなんですが、小さい頃からの宇宙飛行士の夢を30歳をすぎてから叶えていく話です。これは特別な例だと思われるかもしれませんが、子どもの頃の夢を思い出すことが何らかのヒントになる事はよくあります。
やりたい事と仕事の関係
仕事はやりたくない事で、プライベートならやりたい事はたくさんある場合もあります。ここではやりたい事と仕事や職業との関係を考えていきましょう。
1. 目標があれば『やりたい事』に変換できる。
日々の仕事がやりたくない事でも、やりたい事に変換できるケースもあります。
例えば「3年後に独立する」という目標があったとしたらどうでしょうか?会社のうまくいっている事もうまくいっていない事も全て、自分の事業を成功させる為の学びになります。
独立ではなかったとしても、将来なりたい職業があったりポジションがあったりしたらその『目標はやりたい事』なので、目標に向かう為の努力も『やりたい事』に変わります。
2. やりたい事が職業にないこともある。
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スト2やKOFなど格ゲー全盛期の世代です。中学生・高校生のときはよくゲーセンにも行っていて、その当時一番やりたいことは断然ゲームです。勉強はやりたくないし興味ない、スポーツもそんなに好きではない、好きな物はゲームと漫画、あとは子どもの頃から図工が得意でなにか自分の作品をつくる事は好きでした。
しかしゲームがいくら人よりも上手だったとしても、親や大人から叱られる事はあっても褒められる事はないし、仕事になるなんて事は当時思いつきもしませんでした・・・・。
しかし、今ではプロゲーマーという職業がありますよね。海外のゲーム大会では賞金何千万円とかもザラにあるらしいですし、職業として選択肢に入れてみるのも面白いかもしれません。ここで何が言いたいのかというと『職業がなければつくればいい』ということです。1年や2年では難しいかもしれませんが、夢や目標をもつことは自由です。
3. やりたい事と収入を得る仕事はイコールでなくとも良い。
人生でやりたい事と職業がイコールにならないケースもあります。
例えばわたしは、NPO法人を立ち上げて施設で暮らす子どもたちのコーチングをボランティアでやっていますが、この活動は収入にはならないどころかお金も時間も労力もかかります。しかし自分がやりたいからやっている活動です。
ボランティアに情熱をもやす若者はけっこう多いですし、仕事を引退して高齢者になってからボランティアが生き甲斐になる方もたくさんいます。これらは仕事ではないかもしれませんが、やりたいことをやって幸せに生きている人たちです。
趣味としてやりたい事を続けていく人もいるでしょう、学生の時からやっていた習い事やバンド活動とかスポーツなどがやりたい事の場合は、なるべくその分野に近い職種を探すのもよいでしょうし、趣味の時間をたくさん確保しやすい仕事を探すのもアリかもしれません。
やりたくない仕事をそのまま続けるとどうなるか。
やりたくない仕事を我慢して続けているとどうなってしまうでしょうか。自分の将来への影響や周りの人たちへの影響について考えていきましょう。
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1. 自分のことが嫌になって自信がなくなる
もし本当はやりたい事があるけど、自分の本心からの声に耳をそむけているならば自分のことを信じられなくなっていくでしょう。聞こうとしなかった心の声がだんだん聞こえなくなっていき、いつかはそのツケがまわってきます。
2. 周りの人へ悪影響を与えてしまう
やりたくない仕事を続けていると不満やストレスが溜まってきて、自分でも気付かないうちに周りの人にキツくあたったり、優しく愛をもって接する事が難しくなってしまう事もありえます。
また自分よりも自由に生きている人を羨んだりやっかんだりする気持ちになりやすくなります。
3. つまらない大人が増える
面白くもないような仕事をいやいや続けているような、子どもたちから見てつまらない大人ばかりでは、みんな社会にでて働きたいとは思わなくなるでしょう。
ひょっとするとあなた自身も、つまらない大人を見て育ってきた子どもの1人だったかもしれません。もしそうであったとしてもそんなつまらない大人の一員になってしまうのではなくて、面白い大人とはどんな大人か、子どもの目線で考えてみてはいかがでしょうか。
やりたい事を叶えるコーチング
あなたのやりたい事を明確にしたり、それを実現するために役立つ『コーチング』という手法の考え方とテクニックをご紹介していきます。
1. コーチングとはなにか
コーチングは主に目標達成のために活用されている対話手法でアメリカで開発されたものです。コーチングをおこなう『コーチ』の語源は馬車であり、クライアントを現在地から目的地へとつれていくための乗り物です。
わたしは世界的な成功者でありコーチングの第一人者と言われたルータイスという師のもとで直接コーチングや心理学・脳科学などを教わり、現在は社会人向けにコーチングやセミナーの仕事をしています。
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2. 2種類のモチベーションの違い
◯◯◯をやりたい(want to)のモチベーションと◯◯◯をやらなければならない(have to)のモチベーションがあると言われています。
どちらのモチベーションの方が長続きするか、どちらのモチベーションの方が楽しいか、答えはいわずともわかると思います。やりたい事を見つけたりやりたい事をして生きていくのはモチベーション高くやる気に満ちた人生を生きる事にもつながっていきます。
もし今「仕事だからやらなければならない・・・」「上司の言うことだから聞かなければならない・・・」「生活のために働かなければならない・・・」などの『ねばならないモチベーション』ばかりならば、自分の心の声を真剣に聴いて人生を大きく変えていくべき時期が来ているのかもしれません。
3. セルフイメージを変える
セルフイメージとは自分らしさ・自己評価・自信などが集まった自分に対するイメージです。
人は潜在意識レベルで自分らしいものを選択し自分に合わないものを避けています。セルフイメージに合った人間関係・仕事・年収・成績・恋人などを知らず知らずの内に選んでしまっています。
このセルフイメージを変える事で今まで気付きもしなかった人生の選択肢を発見したり、今までとは違う判断や行動をとる事ができるようになります。
4. 自己実現的予言の落とし穴
自己実現的予言とは「きっとこうなるに違いない・・・」と思った未来を、知らず知らずの内に引き寄せてしまっていることです。
例えば「明日のプレゼンはきっとうまくいかないだろうなぁ」と思っている人がプレゼンで成功する事は難しいでしょう。自分が想像しているとおりにミスをしてしまったりうまく話せなかったり、うっかり資料を忘れたりしてうまくいかないというイメージが現実になり「やっぱりうまくいかなかった・・・」と思います。逆に「自分ならきっとうまくいく」と思っている人の方が現実にうまくいく可能性も高まります。
潜在意識は「やっぱり」が大好きです。自分のセルフイメージに合った現実をみつけては「やっぱり!」と感じて安心しています。この『現状維持のメカニズム』が成長や変化への心理的な障害となります。セルフイメージに合致した予言をして、その結果を見てセルフイメージを更に強固なものにしていきます。
5. 正解は自分で決めること
会社を辞めるべきか、辞めないべきか?
雇われる方がいいか、独立起業するか?
正社員がいいか、アルバイトがいいか?
A社がいいか、B社がいいか?
どちらの方がいいか頭で考えて答えを出せるならば悩むほどの事ではないでしょう。考えても考えても答えがわからなければどうすればいいのでしょうか。
誰かの話や意見を参考にするのでもいいでしょうし、可能な限り情報を調べていく事も必要でしょう。しかし最終的に決めるのは自分自身です、自分の人生の責任は自分で取る覚悟があれば、どんな選択をしても間違いではありません。
他人や周りの責任と考えているうちは絶対に人生は変わりません、仕事がつまらないのは会社がつまらないからかもしれませんが、その会社を選択したのは自分です。人生がつまらないのはそのような選択をしてきた自分の責任です。
他責から自責へと考えられるようになってきた時にはじめて自分で自分の人生を変えていく事ができます。今おかれている環境の一部は自分の責任だとしたら、すくなくともそこだけは自分で変えられる自由があります。
自分のゴールを設定しよう
本当にやりたい事が今すぐには見つからなかっても大丈夫です。心の奥に必ずありますが多くの人はそれを忘れています、わたし自身も忘れていた時期があります。大切なことは世間の声ではなくて自分の心の声をしっかりとよく聞くことです。自分の心と対話をくり返してしっかりと聞いてあげてください。
(仮)でかまいませんのでゴール(目標)設定をしてみましょう、ゴール設定の条件は3つあります。
1. やりたいと心から思う事である(仕事でなくてもかまいません、例えばゲームでも)
2. 現状のままの未来では絶対に叶わないこと(会社員なら社長とかは、現状のまま働いていっても叶う可能性があるのでダメです)
3. 絶対に成功する、絶対に失敗しないという前提
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ゴール(目標)設定については詳しく書かれた記事がありますのでこちらも参考にしてください。
世界レベルの目標設定コーチング(ワークシート付き)
いかがでしたでしょうか。
人はみんな幸せになるために生きていて喜びへと向かうように導かれています。わたしの仕事は心に秘めた内なる偉大さを輝かせることです。ぜひあなたも楽しく充実した人生を送ってくださいね!
それでは、また☆