企画書の書き方(例・テンプレ・構成・デザイン等のノウハウ集)

企画書はビジネス上の重要なツールであり、効果的な書き方を知ることは成功への一歩です。この記事では、企画書の書き方の基本から実践的なテクニックまで、幅広く解説します。さらに、具体的な例やテンプレート、デザインのノウハウも紹介します。周りから評価されるクオリティの高い企画書を作成し、目標を達成しましょう。

悩むひと

企画書を書くことになったけどよくわからない…

KEI

企画書を書くための情報を網羅しました
この記事の期待効果
企画書の書き方の基本がわかる
・企画書の例やテンプレートの情報が得られる
他の企画書と差を付けられる

第1章 企画書とは

企画書と提案書の違い

企画書と提案書は、ビジネスにおいて重要な文書ですが、それぞれ異なる役割と目的を持っています。

企画書は、新しいアイデアやプロジェクトを詳細に説明し、ビジネスの実現可能性を示すための文書です。一方、提案書はクライアントなどに対して既存の事業や取組みに対する解決策を提案し、その効果や利点を示します。両者の違いを理解することで、適切な文書を作成しましょう。

企画書を書く目的

企画書を書く目的は多岐にわたります。

例えば、ビジネスの新しいアイデアや計画を明確化し、関係者へ方向性を伝えるために書かれます。目標やビジョンを定め、その達成に向けた具体的なステップや戦略を示すことで、組織全体が共通の目標に向かって効果的に行動できるようになります。

さらに、企画書はビジネスの成長や展開のための資金調達やパートナーシップ獲得という目的のためにも使用されます。ビジネスの魅力や競争力を伝え、投資家や関係者を引きつけることが求められます。

また、企画書は内部での意思決定やリソースの配分にも活用されます。組織内の関係者や上位管理者に対して、ビジネスの計画や提案を明確にし、合意を形成することで効率的な運営を実現します。

企画書はビジネスの成功に不可欠なツールとして、目標達成や成長戦略の実現に貢献します。

企画書の必要性と役割

企画書はビジネスにおいて不可欠なツールであり、以下のような役割を果たします。

  • ビジネスの方向性を明確にし、計画を整理する道具となる。
  • 具体的な目標や戦略、アクションプランを明確にし、組織全体が一貫性のある行動を取れるよう支援する。
  • 関係者や投資家とのコミュニケーションツールとして機能する。
  • ビジョンやビジネスモデル、市場分析、競合情報などを示し、信頼と共感を醸成し、資金調達やパートナーシップの機会を生み出す。
  • ビジネスの成果や成果物を評価し、改善するための指標として活用される。
  • ビジネスの進捗状況や目標達成度を把握し、適切な戦略の調整や追加の投資を行うためのツールである。

また、ビジネスパーソン個人の人事評価やキャリアにとっても、以下のような重要な役割を果たす場合があります。

  • 上司への報告と評価: 企画書は上司に対して自身の業績や計画を報告するための手段となります。企画書には目標や成果、進捗状況などを明示することで、上司に対して自身の働きや成果を効果的に伝えることができます。これにより、上司からの評価やフィードバックを得る機会を増やし、業績評価や昇進の機会を高めることができます。
  • キャリア形成と成長の証明: 企画書は自身のキャリア形成や成長の証明書として活用されます。企画書は自身が担当したプロジェクトや成果、取り組んだ課題と解決策などの記録にもなるので、自身のスキルや能力の成長を示すことができます。これにより、昇進や昇給、新たな責任や機会を得る際に、自身の実績と能力を証明する材料となります。
  • チームへの影響力とリーダーシップ: 企画書は自身のチームへの影響力やリーダーシップを示すツールとなります。企画書にはチームの目標や方針、アクションプランなどを明確にし、メンバーと共有することで、チーム全体を統一し、目標に向けた行動を促すことができます。
  • 信頼と評価の向上: 企画書は他の社内関係者からの信頼と評価を向上させる助けとなります。企画書で自身の知識や専門性をアピールすることもできるので、他の社内関係者からの信頼を獲得し、協力や支援を受ける機会が増えます。

以上のように、企画書は上司や社内からの評価やキャリア形成、収入アップなどの観点からも重要な役割を果たします。クオリティの高い企画書の作成は、個人のビジネスパフォーマンスやキャリアの発展にも役立ちます。

 

第2章 企画書の書き方【準備編】

質の高い情報を集める

企画書を任された時に確認するべき6W2H

企画書を作成する際には、まずは確認すべき要素として「6W2H」があります。この手法は、全体像を把握するための基本的な質問を示します。

  • 誰が実施するのか?(Who)
  • 何をするのか?(What)
  • 誰に実施するのか?(Whom)
  • いつ行うのか?(When)
  • どこで行うのか?(Where)
  • なぜ行うのか?(Why)
  • どのように行うのか?(How)
  • いくらの予算が必要か?(How much)

この8つの質問に対して、まずはわかっている範囲でかまわないので回答を得ていくことで、企画書の方向性を定めることができます。

また、もう一つ有用な質問として

  • どのような成果を期待するのか?(How to measure)

これらを考慮して各要素を網羅的に検討し、ビジネスの全体像を把握しながら、具体的な企画書の作成に取りかかりましょう。

企画書を書くための情報収集

企画書を書くためには、適切な情報収集が欠かせません。

市場の動向や競合情報、顧客のニーズ、トレンドなどを把握し、企画書に反映させることができます。情報収集の方法としては

  • 市場調査や競合分析
  • 顧客インタビュー
  • 業界レポートの読み込み
  • インターネットや専門書の研究

などがあります。さらに、内部の情報源として組織内の関係者とコミュニケーションをとり

  • 事業戦略や予算
  • リソースの情報

を収集することも重要です。情報収集には時間と労力がかかる場合もありますが、信頼性と正確性の高い情報を得ることで、企画書の質を向上させることができます。

企画書を書くための分析フレームワーク

3C/4C分析

企画書を作成する際に有用な分析手法の一つが3C/4C分析です。

3Cは

  • 顧客(Customer)
  • 競合(Competition)
  • 自社(Company)

4Cではさらに

  • 協力者(Collaborators)

顧客のニーズや行動パターン、競合他社の強みや弱点、自社の資源や能力を分析し、それぞれの視点からビジネスのポジショニングや戦略を検討します。

協力者も重要な要素であり、パートナーシップやサプライチェーンの関係を考慮することで競争力を高めることができます。3C/4C分析は企画書の基盤となる情報を把握し、戦略の立案に役立ちます。

SWOT分析

SWOT分析も、企画書作成において広く用いられる分析手法です。

  • Strengths(強み)
  • Weaknesses(弱み)
  • Opportunities(機会)
  • Threats(脅威)

の4つを表し、自社の内部要素と外部要素を分析します。

自社の強みと弱みを把握することで、競争優位性を見極めることができます。また、市場の機会や脅威を把握することで、戦略的な選択やリスク管理が可能となります。

SWOT分析は企画書における現状把握と戦略の展望を支援し、具体的な戦術の決定に役立ちます。

STP分析

STP分析は、市場をターゲットセグメントに分割し、それぞれに合わせたマーケティング戦略を立案するための手法です。

  • Segmentation(セグメンテーション)
  • Targeting(ターゲティング)
  • Positioning(ポジショニング)

の3つで構成され、顧客層を特定の共通要素でグループ分けし、最も魅力的なセグメントを選択し、そのセグメントに対して差別化されたポジショニングを行います。STP分析によって、ターゲット市場をより精度高く理解し、マーケティング戦略を効果的に展開することができます。

セグメンテーションによって顧客のニーズや特性を明確にし、ターゲットを絞り込むことで、効果的なマーケティングメッセージやプロモーションを展開することが可能です。

ターゲティングでは選択したセグメントに対して重点的にリソースを割り当て、最大の効果を得ることを目指します。

ポジショニングでは自社や製品の独自性や付加価値を強調し、競合他社との差別化を図ります。

 

第3章 企画書の書き方【基本編】

集めた情報を組み合わせる

企画書の基本構成フレームワーク

企画書の基本構成フレームワークは、主にPREP法が活用されています。

  • Point(要点)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(要点)

の順に情報を整理し、説明の論理的な構成を構築します。要点を明確にし、その結論に至った理由や具体例を提示することで、企画書の説得力を高めることができます。

さらに、他の手法も活用することで、様々な目的や課題に合わせた効果的な企画書を作成できます。例えば、SDS法やDESC法などがあり、以下の記事では構成のフレームワークについて詳しく紹介しています。
プレゼン資料・企画書・スライド構成の基本と7つのフレームワーク

企画書に書くべき7つの要素

  1. 企画の背景や現状の課題・問題点、解決策の目的を簡潔に伝える。
    読み手になぜこの企画が必要なのかを明確にし、関心を引きます。
  2. 提案内容を示し、読み手がどのような価値を得るのかを明示する。
    提案の特徴や利点を強調し、読み手にとって魅力的なものとして認識させます。
  3. 実施計画やスケジュールの具体例を伝え、実行プロセスを示します。
    具体的な行動計画やスケジュールを示すことで、信頼性と具体性を高めます。
  4. 人員や設備などのリソースの配分を明確にし、実現性を示します。
    リソースの配分と利用方法について具体的に説明し、実現可能性を示します。
  5. 予算や財務面の考慮事項やデメリットについても伝える。
    予算の詳細や財務上のリスク、潜在的なデメリットを説明します。
  6. 実施によるリスクや課題の提示、それらに対する対策も用意する。
    企画の実施に伴う潜在的なリスクや課題とそれに対する対策を提案します。
  7. 企画を実施した後の結果や次のステップについて簡潔にまとめる。

これらの要素を企画書に適切に盛り込むことで、企画の明確さ、実現可能性、魅力を読み手に伝えることができます。

企画書の例・サンプル

インターネット上で情報公開されている貴重な企画書の例を紹介します。

slideshareというサイトで公開されている、東芝デジタルソリューションズ株式会社と株式会社DATAFLUCTによる、施設管理のデータ活用を促進するデータ分析プラットフォームの提案書が閲覧できます。

slideshareの上記企画書のページへ

 

第4章 企画書の書き方【実践編】

パソコンを立ち上げて作る

パワーポイントを使った企画書の書き方

パワーポイントを使った企画書の書き方では、以下のポイントが重要です。

  • シンプルかつ魅力的なデザイン
  • 短い文や箇条書きを使って簡潔に説明
  • 統一感のある適切なフォントや配色
  • 図表やグラフ、アイコンで分かりやすさを向上する。
  • 適度な空白(スペース)の確保

また、各ページに明確なタイトルと概要を表示し、主張や要点を強調するために箇条書きや図表を活用します。文章は簡潔で分かりやすくまとめ、1枚に多くの情報を詰め込まないようにします。

さらに、スライドの場合は適切なアニメーションやトランジションを使用してプレゼンテーションを活気づけることも効果的です。

パワーポイントを使った企画書は、視覚的な要素と簡潔なメッセージが組み合わさった表現に適しています。視覚的な魅力や直観的な理解で、読み手の関心を引きつけ、プレゼンテーションの効果を高めることができます。

ワードを使った企画書の書き方

ワードを使った企画書の書き方では、以下のポイントに注意することが重要です。

  • 明確な文書構造を作るために見出しや段落を活用する。
  • 重要なポイントは箇条書きや番号付きリストで強調する。
  • フォントやフォントサイズ、行間、余白の統一感を確保する。
  • 図表やグラフ、アイコンで分かりやすさを向上する。
  • 文章の校正やスペルチェックを行い、誤字や文法のミスを避ける。

ワードを使った企画書は基本的に文章での表現がメインになります。明快で読みやすい文書を作成し、情報をわかりやすく伝えましょう。

1枚企画書の書き方

1枚企画書の書き方では、以下のポイントに注意することが重要です。

  • 情報を最小限に絞り込み、重要な要素のみを選択する。
  • 1枚のスペースに収まるように要点をまとめる。
  • 視覚的に情報が整理されたレイアウトやデザイン。
  • タイトルやキャッチフレーズで興味を引く。
  • 短い文や箇条書きを使って簡潔に説明する。
  • 統一感のある適切なフォントや配色
  • 図表やグラフ、アイコンで分かりやすさを向上する。

1枚企画書はコンパクトかつ効果的な情報伝達を目指し、読み手の時間を取らせず効率的なプレゼンテーションを実現します。

1枚企画書の書き方は、以下の記事に詳しくまとめています。
1枚企画書の書き方と例・テンプレートを紹介

 

第5章 企画書の書き方【心理学編】

説得力を上げる心理効果

メリットを得るよりも損失を避ける心理

損失回避性という心理をプレゼンテーションに活用することが重要です。

人々は潜在的な損失を回避することに強い関心を持ち、その影響を軽減することに重点を置く心理的な傾向があります。

企画書においても、読み手に対して現状の問題や課題が与える将来的な損失を明確に示し、提案する解決策がそれを回避する効果があることを強調します。具体的な数値やデータ、リアルな事例を挙げることで、損失回避の重要性を実感させることができます。読み手の関心を引きつけるために、メリットを伝えるだけでなく、損失を避けることの利点をアピールすることが大切です。

共感を得るストーリーテリング

ストーリーテリングが聞き手の感情を動かすために有効です。

人々は論理的な情報だけでなく、感情に訴えるストーリーがあると共感しやすくなるので、ストーリーテリングを活用して読み手に共感を呼び起こすことがプレゼンに役立ちます。

具体的な事例やエピソードを通じて、現状の課題や困難な状況を伝え、解決策や提案の背後にある人間的なストーリーを描き出します

読み手がストーリーに共感することで、彼らの関心や関与を高め、プレゼンテーションへの賛同を促すことができます。心理的なつながりを作り出すために、ストーリーテリングを巧みに活用しましょう。

説得力が上がる権威性とハロー効果

権威性とハロー効果が説得力を高める上での有効性を説明します。

人々は権威のある人物や信頼性の高い情報源に対して、より高い信頼を抱きます。企画書では、提案内容を裏付けるために権威的な専門家や業界のリーダーの引用や推薦文を活用することが重要です。

また、ハロー効果は、良い印象を持った一部の要素に基づいて全体的な評価を行う傾向を指します。企画書では、魅力的な要素や成功事例を際立たせることで、全体的な評価にポジティブな影響を与えます。

心理効果についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もお読みください。
プレゼン資料・スライド作成のコツはマーケティングと心理法則から学ぶ

第6章 企画書の書き方【デザイン編】

わかりやすく伝わるデザイン

企画書に使えるテンプレート

見やすくわかりやすい企画書を作るために役立つテンプレートを配布しているサイトCanvaを紹介します。

Canvaはパワーポイントのテンプレートだけでなく、チラシやポスター、SNS投稿用の画像など様々なデザインが、ブラウザ上やアプリで制作できる便利なサービスです。

企画書で検索してみるとA4横型・縦型、スライド形式など様々な企画書テンプレートが揃っていますので、企画書づくりのテンプレートを探している方へ最もおすすめのサイトです。

Canvaのサイトへ

 

さらに、テンプレートを探したい方はこちらのページもご覧ください。
プレゼン資料・企画書のテンプレートサイト34選【パワーポイントデザイン雛形】

企画書デザインの基本

デザインの基本(整列・近接・反復)

企画書のデザインにおける基本的な要素を紹介します。

整列、近接、反復の原則を守ることで、情報の整理と視覚的な統一感を実現します。適切な余白やグリッドを活用し、情報を分かりやすく配置しましょう。

配色については、3色を基本とすることが重要です。ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを選び、統一感を持たせつつ重要な要素を際立たせます。過剰な色の使用は避け、シンプルで統一感のある配色を心掛けましょう。

図解とビジュアル表現でわかりやすく

情報をテキストだけで伝えるのではなく、グラフ、チャート、イラスト、写真などのビジュアル要素を活用することで、情報の理解や記憶を促進します。

適切な図解や視覚的な表現は、複雑な概念やデータをわかりやすく伝えることができます。重要なポイントを強調するためにハイライトやアイコンを活用し、視覚的な引き立てを行いましょう。

読み手が一目で情報を把握できるようにすることで、企画書の説得力と効果を向上させることができます。

企画書のデザインについて更に詳しく知りたい方は、以下の記事もお読みください。
プレゼン資料作成の要点【作り方・デザイン・構成の基本とコツ】

まとめ:企画書作成に苦しんだ経験

この記事で紹介してきた企画書の書き方をまとめました。

  • 企画書と提案書の違いを理解する。
  • 企画書の必要性と役割を把握する。
  • 企画書の目的を明確にする。
  • 企画書を作成する前に6W2Hを確認する。
  • 情報収集を行い、必要なデータや事実を集める。
  • 分析フレームワーク(3C/4C分析、SWOT分析、STP分析)を活用する。
  • 企画書の基本構成フレームワーク(PREP法)を使って要点、理由、具体例、要点の順にまとめる。
  • 企画書には背景や現状の課題、解決策の目的、提案内容、実施計画、リソースの配分、予算や財務面の考慮、リスクや課題、結果と次のステップを含める。
  • パワーポイントやワードを使って企画書を作成する手法を学ぶ。
  • 1枚企画書の作成方法とテンプレートを活用する。
  • 損失回避性をプレゼンテーションに活用する。
  • 共感を得るストーリーテリングを取り入れる。
  • 説得力を高めるために権威性とハロー効果を活用する。
  • 企画書デザインの基本原則(整列、近接、反復)
  • 配色を3色におさえ過剰な色の使用を控える。
  • 図解やビジュアル表現を使って情報をわかりやすく伝える。

これらのノウハウを組み合わせて、クオリティが高い企画書づくりにお役立てください。

企画書作成に苦しんだ経験

ここまで企画書の書き方について様々なノウハウを伝えてきましたが

KEI

実を言うと、最初から企画書づくりやプレゼンテーションが上手くいっていたわけではありません

20代の頃、私は企画書やプレゼンテーションが全くうまくできず、独学で試行錯誤して頑張ってはいたものの、連日のようにクライアントから叱責を受け続け、あまりの挫折感と絶望感に泣いてしまいました

しかし、クライアント企業の商談席や会社への帰り道で、私が途方に暮れている様子を見ていた競合他社のディレクターが私に手を差し伸べてくれました。その方にとっては何のメリットもないのに、私に仕事がうまくいくためのアドバイスをしてくれたのです。その思いやりと優しさに心が温かくなりました。

この経験から、絶望的な状況でも助けを求めることが重要であり、周囲に理解ある人々がいることの価値を実感しました。他者からのサポートは自身の成長と成功に欠かせないものであり、一人で悩みを抱え込まずに助けを求める勇気を持つことも重要です。

企画書作成に限らず、人生の様々な場面で私たちは助けを必要とすることがあります。そして、思いやりのある人々が手を差し伸べてくれることもあります。だからこそ、苦境に立たされた時には謙虚になり、周囲の知恵や経験を助けに前に進むべきかもしれません。自分の弱さを認め、助けを受け入れることで成長し、成功への道を切り拓くことができるのです。

企画書作成に苦しんでいた時期はかなり厳しいものでしたが、それによって私は単なる文書作成のスキルだけでなく、人間関係や協力の大切さを学びました。今後の人生においても大切にしていきたいと思います。

企画書・プレゼン資料の参考書籍

企画書などのプレゼン資料作成の強い味方になる1冊を紹介しておきます。

色々なデザインのサンプルが見れて、いま作成中の資料に使えるアイデアがきっと見つかる便利なネタ帳的な一冊です。

第8章 さいごに:企画書で自分らしく働ける道をひらく

 

企画書の作成スキルを磨きビジネスパーソンとしての価値を高めることは、自分らしく自由な働き方の実現にもつながっていきます。

企画書は私たちのアイデアやビジョンを形にするツールであり、クライアントや上司とのコミュニケーションを円滑にする重要なツールです。

企画書を上手に作成し提案することで、自身の専門知識やスキルをアピールし、信頼と評価を獲得することができます。その結果、新たなプロジェクトや責任ある役割を任される機会も増えるでしょう。

企画書を通じて自身のアイデアやビジョンを具現化し、ビジネスの成果を上げることで、仕事における自由度や選択肢が広がっていくのです。

自分らしく働きたいという想いを胸に、企画書作成のスキルを磨いていきましょう。自分自身の価値観を大切にしながら、クリエイティブな提案や効果的なコミュニケーションを通じて、自身の道を切り拓いてください。応援しています!

企画書やプレゼン資料の作成をさらに深く学びたい方は、以下の記事もおすすめです。

プレゼン資料・企画書のサンプル集【パワーポイントデザイン50パターン】 プレゼン資料のデザイン総合ガイド:パワーポイントの見やすさと魅力を高めるコツ

KEI

最後までお読みいただき有難うございます